Inventoryの主な項目#
Terminal System 2 v1.0.0
Inventory画面では、定期的にMenderサーバーに報告されるデバイス情報を確認することができます。
Mender Web UIで、画面左の[DEVICES]をクリックし、リストの中から設定したいデバイスをクリックします。
[Inventory]タブをクリックします。
Terminal Systemのインベントリーを確認することができます。 各項目をクリックすると、値をコピーすることができます。
Terminal Systemは、以下のインベントリーを報告します。
intdash Edge Agent 2の情報#
Terminal Systemのソフトウェアを構成する要素の1つである「intdash Edge Agent 2」についての情報です。
agent.connection.state#
Agentとintdashサーバー間の接続設定のステータス
{
"verified": true,
"edge_name": "edge01",
"edge_nickname": "nickname01"
}
注釈
表示される項目は、REST API の /agent/connection/state エンドポイントと同じです。
詳細については、APIリファレンスの Get Connection Settings State を参照してください。
agent.upstreams.state#
アップストリームのステータスを表すオブジェクトの配列
[
{
"id": "default-upstream",
"enabled": true,
"code": "error",
"error": "uninitialized",
"bitrate": 1024,
"update_time": "2017-02-11T12:34:56Z"
}
]
注釈
表示される項目は、REST API の /agent/upstreams/-/state エンドポイントと同じです。
詳細については、APIリファレンスの List Upstream State を参照してください。
agent.downstreams.state#
ダウンストリームのステータスを表すオブジェクトの配列
[
{
"id": "down",
"enabled": true,
"code": "error",
"error": "uninitialized",
"bitrate": 1024,
"update_time": "2017-02-11T12:34:56Z"
}
]
注釈
表示される項目は、REST API の /agent/downstreams/-/state エンドポイントと同じです。
詳細については、APIリファレンスの List Downstream State を参照してください。
agent.deferred_upload.state#
遅延アップロードのステータス
{
"code": "error",
"error": "uninitialized",
"bitrate": 1024,
"update_time": "2017-02-11T12:34:56Z"
}
注釈
表示される項目は、REST API の /agent/deferred_upload/state エンドポイントと同じです。
詳細については、APIリファレンスの Get Deferred Upload State を参照してください。
agent.device_connectors_upstream.state#
デバイスコネクターIPC（アップストリーム）のステータスを表すオブジェクトの配列
[
{
"id": "dc1",
"enabled": true,
"code": "error",
"error": "uninitialized",
"update_time": "2017-02-11T12:34:56Z"
}
]
注釈
表示される項目は、REST API の /agent/device_connectors_upstream/-/state エンドポイントと同じです。
詳細については、APIリファレンスの List State of Device Connector IPC for Upstream を参照してください。
agent.device_connectors_downstream.state#
デバイスコネクターIPC（ダウンストリーム）のステータスを表すオブジェクトの配列
[
{
"id": "dc1",
"enabled": true,
"code": "error",
"error": "uninitialized",
"update_time": "2017-02-11T12:34:56Z"
}
]
注釈
表示される項目は、REST API の /agent/device_connectors_downstream/-/state エンドポイントと同じです。
詳細については、APIリファレンスの List State of Device Connector IPC for Downstream を参照してください。
agent.measurements#
計測を表すオブジェクトの配列
[
{
"uuid": "3c3b9741-51a1-4f22-ad77-2e1a08122531",
"base_time": "2017-02-11T12:34:56.999999999Z",
"pending_data_size": 0,
"chunk_count": 0
}
]
注釈
表示される項目は、REST API の /agent/measurements エンドポイントと同じです。
詳細については、APIリファレンスの List Measurements を参照してください。
Terminal Systemの情報#
device_connector_services#
デバイスコネクターサービス（使用可能なデバイスコネクター）を表すオブジェクトの配列
[
{
"service_id": "CAN-USB Interface (Upstream)",
"substitution_variables": [
{
"key": "DC_APT_CANTRX_SRC_CONF_BAUDRATE",
"default": "57600",
"options": [
"9600",
"14400",
"19200",
"38400",
"57600"
],
"display_strings_i18n": {
"locale": "jpn",
"name": "ボーレート",
"description": "CAN 通信のボーレート",
"unit": "kbps"
}
}
],
"protected": true,
"absolute_path": "/etc/core/docker-compose/measurement/services/CAN-USB Interface (Upstream).yml"
}
]
注釈
表示される項目は、REST API の /device_connector_services エンドポイントと同じです。
詳細については、APIリファレンスの List Device Connector Services を参照してください。
firmware#
ファームウェア情報
接続中のEDGEPLANT Peripherals製品の情報（製品名、シリアル番号、同期状態、ファームウェアバージョン）
電源制御MCU情報 1
gps#
GPS捕捉情報 ※取得できる場合のみ
gsm_band_presets#
GSM用周波数バンド設定の配列
[
{
"name": "TG.09.0113",
"bands": {
"umts": [
"B19"
],
"lte_fdd": [
"B19"
],
"lte_tdd": [
"B40"
]
}
}
]
注釈
表示される項目は、REST API の /gsm_band_presets エンドポイントと同じです。
詳細については、APIリファレンスの Get GSM Frequency Band Preset を参照してください。
network_devices#
使用可能なネットワークデバイスについての情報の配列
[
{
"device_name": "cdc-wdm0",
"device_type": "ethernet",
"nic_name": "wwan0",
"ip_address": "192.168.0.100",
"subnet_mask": "255.255.255.0",
"gateway": "192.168.0.1",
"dns_servers": [
"8.8.8.8"
]
}
]
注釈
表示される項目は、REST API の /network_devices エンドポイントと同じです。
詳細については、APIリファレンスの List Network Devices を参照してください。
terminal_system#
Terminal Systemについての情報
{
"os_name": "Terminal System (Yocto Project Distro)",
"version": "v2.0.0",
"components": [
{
"name": "Terminal System Core API",
"version": "2.0.0",
"api_version": "1.0.0",
"go_version": "go1.18.1"
}
]
}
注釈
表示される項目は、REST API の /terminal_system エンドポイントと同じです。
詳細については、APIリファレンスの Get Terminal System Information を参照してください。
Dockerの情報#
Terminal SystemはいくつかのDockerコンテナにより構成されています。Terminal System内で稼働しているコンテナについての情報です。
docker.containers#
Dockerコンテナ情報
Docker Engine APIのList containersのレスポンスをそのまま表示します。 Dockerのドキュメント を参照してください。
docker.images#
使用しているDockerイメージについての情報の配列
[
{
"id": "b535b3285e1d",
"repository": "hello-world",
"tag": "latest",
"size": "155MB"
}
]
注釈
表示される項目は、REST API の /docker/images エンドポイントと同じです。
詳細については、APIリファレンスの List Docker Images を参照してください。
コマンドで得られる情報#
dfコマンドで得られたディスクの空き領域に関する情報、ipコマンドで得られたネットワークに関する情報などをJSON形式で確認することができます。
command.df#
dfコマンドで得られた情報を表示します。
コマンドの出力をJSONに変換する jc の出力フォーマットで表示されます。フォーマットの詳細については jcのドキュメント を参照してください。
command.ip#
ipコマンドで得られた情報を表示します。
--json オプションの出力フォーマットを使用します。
command.lsusb#
lsusbコマンドで得られた情報を表示します。
コマンドの出力をJSONに変換する jc の出力フォーマットで表示されます。フォーマットの詳細については jcのドキュメント を参照してください。
command.mmcli#
mmcliコマンドで得られた情報を表示します。
--output-json オプションの出力フォーマットを使用します。
注釈
現在接続しているバンド情報( generic.active-band )の取得にqmicliコマンドを使用します。
command.ping#
pingコマンドで得られた情報を表示します。
コマンドの出力をJSONに変換する jc の出力フォーマットで表示されます。フォーマットの詳細については jcのドキュメント を参照してください。
command.route#
routeコマンドで得られた情報を表示します。
コマンドの出力をJSONに変換する jc の出力フォーマットで表示されます。フォーマットの詳細については jcのドキュメント を参照してください。
command.tegrastats 1#
tegrastats コマンドで得られた情報（GPU使用率、温度、消費電力など）を表示します。
command.top#
topコマンドで得られた情報を表示します。
コマンドの出力をJSONに変換する jc の出力フォーマットで表示されます。フォーマットの詳細については jcのドキュメント を参照してください。
command.vmstat#
vmstatコマンドで得られた情報を表示します。
コマンドの出力をJSONに変換する jc の出力フォーマットで表示されます。フォーマットの詳細については jcのドキュメント を参照してください。
command.who#
whoコマンドで得られた情報を表示します。
コマンドの出力をJSONに変換する jc の出力フォーマットで表示されます。フォーマットの詳細については jcのドキュメント を参照してください。
Menderの情報#
Menderからの遠隔アップデートに関する情報が表示されます。
device_type#
デバイスタイプが表示されます。
artifact_name#
最後にインストールされたアーティファクト名が表示されます。
mender_client_version#
mender-clientのバージョンが表示されます。
update_modules#
サポートしているアップデートモジュールのリストが表示されます。