デバイスコネクターサービス一覧#

Terminal System 2 v1.0.0

Terminal Systemでは、以下のデバイスコネクターサービスを使用できます。

注釈

これらのデバイスコネクターサービスは、Device Connector Frameworkを使ってデータが流れるパイプラインを作り、それに名前を付けたものです。

例えば、「CAN-USB Interface (Upstream)」というデバイコネクターサービスは、 apt-cantrx-src エレメントを使ってCAN-USBインターフェイスからデータを取得し、 file-sink エレメントを使ってデータをintdash Edge Agent 2にデータを渡すまでのパイプラインに名前を付けたものです。

Device Connector Frameworkによるデバイスコネクターについては、 intdash Edge Agent 2 デベロッパーガイド および intdash Edge Agent用デバイスコネクターデベロッパーガイド を参照してください。

デバイスコネクターの設定を作成する際、 service_id で、使用するデバイスコネクターの種類(デバイスコネクターサービスのid)を指定します。 また、 service_substitutions では、デバイスコネクターに与えるパラメーターを設定します。 service_substitutions で指定しなかったパラメーターについては、デフォルト値が使用されます。

例えば、以下のデバイスコネクター設定は、 CAN-USB Interface (Upstream) を使用し、パラメーター DC_DEVICE_PATH の値として /dev/apt-usb/by-id/usb-aptpod__Inc._EP1-CH02A_00000.EXAMPLE-if00 を与えています。

[
   {
      "id": "sample-device-connector",
      "service_id": "CAN-USB Interface (Upstream)",
      "service_substitutions": [
         "DC_DEVICE_PATH=/dev/apt-usb/by-id/usb-aptpod__Inc._EP1-CH02A_00000.EXAMPLE-if00"
      ],
      "upstream_ipc_ids": [
         "up-can"
      ],
      "downstream_ipc_ids": []
   }
]

アップストリーム用のデバイスコネクターを設定する手順については データ送信の設定(アップストリーム) を参照してください。 ダウンストリーム用のデバイスコネクターを設定する手順については データ受信の設定(ダウンストリーム) を参照してください。

注釈

使用可能なデバイスコネクターはInventory画面の device_connector_services でも確認することができます。 カスタム開発のデバイスコネクターサービスがないない場合は、内容は以下の説明と同じです。

ANALOG-USB Interface#

アプトポッド製のEDGEPLANT ANALOG-USB Interface EP1-AG08Aを使用するためのデバイスコネクターサービスです。

利用するには、アップストリーム用のデバイスコネクターIPC設定が必要です。

service_id

ANALOG-USB Interface

substitution_variables
DC_INPUT_SEND_RATE

サンプリング周波数を指定します(ANALOG-USB Interfaceの全ポートに共通)。

選択肢

デフォルト値

単位

10, 100, 1000, 10000, 156250, 312500, 625000, 1250000, 2500000, 5000000, 10000000

1250000

mHz

DC_INPUT_ENABLED_<番号>

ANALOG-USB Interfaceのアナログ入力ポートごとに、有効/無効を切り替えることができます。 番号は0~7で指定します。

選択肢

デフォルト値

単位

true, false

true

なし

DC_INPUT_VOLTAGE_MIN_<番号>, DC_INPUT_VOLTAGE_MAX_<番号>

ANALOG-USB Interfaceのアナログ入力ポートごとに、入力電圧の範囲を指定します。 番号は0~7で指定します。

選択肢 (DC_INPUT_VOLTAGE_MIN ~ DC_INPUT_VOLTAGE_MAX)

デフォルト値

単位

-10000 ~ 10000, -5000 ~ 5000, 0 ~ 5000

-5000 ~ 5000

mV

DC_OUTPUT_ENABLED

ANALOG-USB Interfaceのアナログ出力ポートを使用する場合は、オンにします。

選択肢

デフォルト値

単位

true, false

false

なし

DC_OUTPUT_WAVEFORM_TYPE

ANALOG-USB Interfaceのアナログ出力ポートから出力する信号波形を選択します(0:擬似ランダム信号、1:正弦波、2:三角波、3:矩形波、16:固定)。

選択肢

デフォルト値

単位

0, 1, 2, 3, 16

0

なし

DC_OUTPUT_VOLTAGE

ANALOG-USB Interfaceのアナログ出力ポートから出力する信号の電圧を指定します。

選択肢

デフォルト値

単位

20~5000 (分解能20mV)

20

mV

DC_OUTPUT_FREQUENCY

ANALOG-USB Interfaceのアナログ出力ポートから出力する信号波形の周波数を指定します。

選択肢

デフォルト値

単位

1000~100000 (分解能1000mHz)

1000

mHz

DC_TIMESTAMP_MODE

受信したデータに対して、タイムスタンプをどのように付与するかを設定します。

選択肢

デフォルト値

単位

device, host

device

なし

  • device: ANALOG-USB Interfaceのクロックを利用してタイムスタンプを付与します。 host よりも高精度にタイムスタンプを付与できます。

  • host: Terminal Systemのコンピューター側のクロックを利用してタイムスタンプを付与します。

同期ケーブルを使って複数のアプトポッド製USBインターフェイスを同期させる場合は、それぞれのデバイスコネクター設定で、 device を選択してください。

ただし、ここで device を選択すると、アプトポッド製USBインターフェイス以外のデバイスとの間に時刻のずれが生じることがあります。これは、アプトポッド製USBインターフェイス以外のデバイスが、Terminal Systemのコンピューター側のクロックを利用するためです( host 相当)。

アプトポッド製USBインターフェイスと、それ以外のデバイスとの時刻同期を重視する場合は、アプトポッド製USBインターフェイスでも host を選択して、他のデバイスと同様にTerminal Systemのコンピューターのクロックを利用してください。

DC_DEVICE_PATH

接続されているANALOG-USB Interfaceのデバイスパスを選択します。 複数のデバイスコネクターが同じデバイスパスを使用することはできません。

選択肢

デフォルト値

単位

Inventory画面の device_connector_services で確認可能

/dev/aptUSB0

なし

Audio (Onboard)#

Terminal Systemのオンボードオーディオから入力された音声を取得するデバイスコネクターサービスです。

利用するには、アップストリーム用のデバイスコネクターIPC設定が必要です。

service_id

Audio (Onboard)

substitution_variables
DC_AUDIO_FORMAT

音声データの形式を選択します(S16LE: signed 16 bit little-endian、S32LE: signed 32 bit little-endian、F32LE: floating-point little-endian)。

選択肢

デフォルト値

単位

S16LE, S32LE, F32LE

S16LE

なし

DC_AUDIO_VOLUME

音声データの音量を選択します。1上げるごとに1.00 dB上昇します。

選択肢

デフォルト値

単位

0~20 (EDGEPLANT T1の場合 1 )

20

なし

1

0 のときは 0.00 dB (音量上昇なし、等倍) 設定となります。

DC_AUDIO_BOOST

音声データのブーストを選択します。

選択肢

デフォルト値

単位

0~3 (EDGEPLANT T1の場合 2 )

1

なし

2

0: -20.00 dB(ミュート)、1: 0.00 dB(ブーストなし)、2: 20.00 dB、3: 30.00 dB 設定となります。

CAN-USB Interface#

アプトポッド製の以下のCAN-USBインターフェイス製品を使用するためのデバイスコネクターサービスです。

  • CAN USB Interface AP-CT2A

  • EDGEPLANT CAN-USB Interface EP1-CH02A

service_id
CAN-USB Interface

CAN-USBインターフェイス製品の1つのチャンネルに対して、アップストリームおよびダウンストリームを両方利用する場合に使用します。 利用するには、アップストリーム用およびダウンストリーム用のデバイスコネクターIPC設定が必要です。

substitution_variables
DC_BAUDRATE

CAN通信のボーレートを選択します。

選択肢

デフォルト値

単位

125, 250, 500, 1000

500

Kbps

DC_LISTENONLY

CAN-USB InterfaceからCANバスにACKを送信するかどうかを設定します(0:ACKあり、1:ACKなし)。

選択肢

デフォルト値

単位

0, 1

1

なし

例1:既存のCANバスにCAN-USB Interfaceを接続してCANフレームを読み取るだけの場合は、 1 (ACKなし、Listen Onlyモード)にしてください。

../../_images/can-network-config1.png

例2:CANデバイスとCAN-USB Interfaceを1対1で接続する場合は、CANフレームを読み取るだけであっても 0 (ACKあり)にしてください。

../../_images/can-1vs1-config1.png
DC_TIMESTAMP_MODE

受信したデータに対して、タイムスタンプをどのように付与するかを設定します。

選択肢

デフォルト値

単位

device, host

device

なし

  • device: CAN-USB Interfaceのクロックを利用してタイムスタンプを付与します。 host よりも高精度にタイムスタンプを付与できます。

  • host: Terminal Systemのコンピューター側のクロックを利用してタイムスタンプを付与します。

同期ケーブルを使って複数のアプトポッド製USBインターフェイスを同期させる場合は、それぞれのデバイスコネクター設定で、 device を選択してください。

ただし、ここで device を選択すると、アプトポッド製USBインターフェイス以外のデバイスとの間に時刻のずれが生じることがあります。これは、アプトポッド製USBインターフェイス以外のデバイスが、Terminal Systemのコンピューター側のクロックを利用するためです( host 相当)。

アプトポッド製USBインターフェイスと、それ以外のデバイスとの時刻同期を重視する場合は、アプトポッド製USBインターフェイスでも host を選択して、他のデバイスと同様にTerminal Systemのコンピューターのクロックを利用してください。

DC_DEVICE_PATH

接続されているEDGEPLANT CAN-USB Interfaceのデバイスパスを選択します。 複数のデバイスコネクターが同じデバイスパスを使用することはできません。

選択肢

デフォルト値

単位

Inventory画面の device_connector_services で確認可能

/dev/aptUSB0

なし

CAN-USB Interface (Upstream)#

アプトポッド製の以下のCAN-USBインターフェイス製品を使用するためのデバイスコネクターサービスです。

  • CAN USB Interface AP-CT2A

  • EDGEPLANT CAN-USB Interface EP1-CH02A

service_id
CAN-USB Interface (Upstream)

CAN-USBインターフェイス製品の1つのチャンネルに対して、アップストリームのみを利用する場合に使用します。 利用するには、アップストリーム用のデバイスコネクターIPC設定が必要です。

substitution_variables
DC_BAUDRATE

CAN通信のボーレートを選択します。

選択肢

デフォルト値

単位

125, 250, 500, 1000

500

Kbps

DC_LISTENONLY

CAN-USB InterfaceからCANバスにACKを送信するかどうかを設定します(0:ACKあり、1:ACKなし)。

選択肢

デフォルト値

単位

0, 1

1

なし

DC_TIMESTAMP_MODE

受信したデータに対して、タイムスタンプをどのように付与するかを設定します。

選択肢

デフォルト値

単位

device, host

device

なし

  • device: CAN-USB Interfaceのクロックを利用してタイムスタンプを付与します。 host よりも高精度にタイムスタンプを付与できます。

  • host: Terminal Systemのコンピューター側のクロックを利用してタイムスタンプを付与します。

同期ケーブルを使って複数のアプトポッド製USBインターフェイスを同期させる場合は、それぞれのデバイスコネクター設定で、 device を選択してください。

ただし、ここで device を選択すると、アプトポッド製USBインターフェイス以外のデバイスとの間に時刻のずれが生じることがあります。これは、アプトポッド製USBインターフェイス以外のデバイスが、Terminal Systemのコンピューター側のクロックを利用するためです( host 相当)。

アプトポッド製USBインターフェイスと、それ以外のデバイスとの時刻同期を重視する場合は、アプトポッド製USBインターフェイスでも host を選択して、他のデバイスと同様にTerminal Systemのコンピューターのクロックを利用してください。

DC_DEVICE_PATH

接続されているEDGEPLANT CAN-USB Interfaceのデバイスパスを選択します。 複数のデバイスコネクターが同じデバイスパスを使用することはできません。

選択肢

デフォルト値

単位

Inventory画面の device_connector_services で確認可能

/dev/aptUSB0

なし

CAN-USB Interface (Downstream)#

アプトポッド製の以下のCAN-USBインターフェイス製品を使用するためのデバイスコネクターサービスです。

  • CAN USB Interface AP-CT2A

  • EDGEPLANT CAN-USB Interface EP1-CH02A

service_id
CAN-USB Interface (Downstream)

CAN-USBインターフェイス製品の1つのチャンネルに対して、ダウンストリームのみを利用する場合に使用します。 利用するには、ダウンストリーム用のデバイスコネクターIPC設定が必要です。

substitution_variables
DC_BAUDRATE

CAN通信のボーレートを選択します。

選択肢

デフォルト値

単位

125, 250, 500, 1000

500

Kbps

DC_LISTENONLY

CAN-USB InterfaceからCANバスにACKを送信するかどうかを設定します(0:ACKあり、1:ACKなし)。

選択肢

デフォルト値

単位

0, 1

1

なし

DC_TIMESTAMP_MODE

受信したデータに対して、タイムスタンプをどのように付与するかを設定します。

選択肢

デフォルト値

単位

device, host

device

なし

  • device: CAN-USB Interfaceのクロックを利用してタイムスタンプを付与します。 host よりも高精度にタイムスタンプを付与できます。

  • host: Terminal Systemのコンピューター側のクロックを利用してタイムスタンプを付与します。

同期ケーブルを使って複数のアプトポッド製USBインターフェイスを同期させる場合は、それぞれのデバイスコネクター設定で、 device を選択してください。

ただし、ここで device を選択すると、アプトポッド製USBインターフェイス以外のデバイスとの間に時刻のずれが生じることがあります。これは、アプトポッド製USBインターフェイス以外のデバイスが、Terminal Systemのコンピューター側のクロックを利用するためです( host 相当)。

アプトポッド製USBインターフェイスと、それ以外のデバイスとの時刻同期を重視する場合は、アプトポッド製USBインターフェイスでも host を選択して、他のデバイスと同様にTerminal Systemのコンピューターのクロックを利用してください。

DC_DEVICE_PATH

接続されているEDGEPLANT CAN-USB Interfaceのデバイスパスを選択します。 複数のデバイスコネクターが同じデバイスパスを使用することはできません。

選択肢

デフォルト値

単位

Inventory画面の device_connector_services で確認可能

/dev/aptUSB0

なし

GPS#

u-blox GNSSモジュールからの情報(UBXプロトコルのメッセージ)を取得するデバイスコネクターサービスです。取得対象のUBXプロトコルのメッセージは以下のとおりです。

  • UBX-ESF-STATUS

  • UBX-HNR-STATUS

  • UBX-HNR-ATT

  • UBX-HNR-INS

  • UBX-HNR-PVT

利用するには、アップストリーム用のデバイスコネクターIPC設定が必要です。

service_id

GPS

substitution_variables
DC_HIGH_NAV_RATE

UBX-HNRメッセージの送信間隔(周波数)を選択します。

選択肢

デフォルト値

単位

1~20

5

Hz

注釈

エッジコンピューターの起動時からGPS捕捉できない状態が継続すると、座標 (0, 0) が送信されます。

H.264 NAL Unit for EDGEPLANT USB Camera#

アプトポッド製EDGEPLANT USB Cameraから 3 、動画を取得するためのデバイスコネクターサービスです。

利用するには、アップストリーム用のデバイスコネクターIPC設定が必要です。

重要

本デバイスコネクターサービスは、以下の推奨設定を行うことで、通信帯域が狭い場合でもリアルタイム性が高い状態で動画を再生できます。

  1. トランスポート設定 でQUICを設定する

    例:

    {
      "protocol": "quic"
    }
    
  2. アップストリーム設定 で3つのストリームを設定する

    • 任意のストリーム(この例では qospartial であるストリーム): partial-upstream

    • H.264 NAL Unit用の信頼性を優先したストリーム ( qospartial であるストリーム): h264_nal_unit_key_units

    • H.264 NAL Unit用のリアルタイム性を優先したストリーム ( qosunreliable であるストリーム): h264_nal_unit_extra_units

    例:

    [
      {
        "id": "partial-upstream",
        "qos": "partial"
      },
      {
        "id": "h264_nal_unit_key_units",
        "qos": "partial",
        "flush_policy": "immediately"
      },
      {
        "id": "h264_nal_unit_extra_units",
        "qos": "unreliable",
        "flush_policy": "immediately"
      }
    ]
    
  3. デバイスコネクターIPC設定 で以下の設定をする

    • data_name_prefix<channel>/ を設定

    • dest_idspartial-upstream を設定

    例:

    [
      {
        "id": "camera",
        "data_name_prefix": "101/",
        "dest_ids": [
          "partial-upstream"
        ],
        "format": "iscp-v2-compat"
      }
    ]
    
  4. デバイスコネクター設定 で 本デバイスコネクターサービスを設定する

    例:

    [
      {
        "id": "camera",
        "upstream_ipc_ids": [
          "camera"
        ],
        "downstream_ipc_ids": [],
        "service_id": "H.264 NAL Unit for EDGEPLANT USB Camera",
        "service_substitutions": [
          "DC_DEVICE_PATH=/dev/video0"
        ]
      }
    ]
    
  5. フィルター設定 で2つのフィルターを設定する

    • h264_nal_unit データ型のデータポイントの行き先を変更するフィルターを設定する

    • h264-essential-nal-units フィルターを設定する

    このフィルター設定により、 重要なNALユニットの場合は信頼性を優先したストリームを利用し、 重要なNALユニットでない場合はリアルタイム性を優先したストリームを利用するようになります。

    例:

    [
      {
        "id": "h264_nal_unit_filter",
        "enabled": true,
        "type": "type",
        "target": {
          "type": "h264_nal_unit",
          "dest_ids": [
            "partial-upstream"
          ]
        },
        "change_to": {
          "dest_id": "h264_nal_unit_extra_units"
        }
      },
      {
        "id": "h264_nal_unit_key_filter",
        "enabled": true,
        "type": "h264-essential-nal-units",
        "target": {
          "dest_ids": [
            "h264_nal_unit_extra_units"
          ]
        },
        "change_to": {
          "dest_id": "h264_nal_unit_key_units"
        }
      }
    ]
    

詳細については、 intdash Edge Agent 2 デベロッパーガイド を参照してください。

service_id
H.264 NAL Unit for EDGEPLANT USB Camera

GStreamerで、iSCPで定義されているH.264 NAL Unitデータ型を使って、H.264の動画を取得します。

substitution_variables
DC_WIDTH, DC_HEIGHT

取得する動画の解像度の幅と高さを選択します。

選択肢 (DC_WIDTH x DC_HEIGHT)

デフォルト

単位

1280 x 720, 1920 x 1080

1280 x 720

pixel

DC_FPS

取得する動画のフレームレートを選択します。

選択肢

デフォルト値

単位

5, 10, 15, 30

15

fps

DC_BITRATE

取得する動画のビットレートを選択します。

選択肢

デフォルト値

単位

500000, 1000000, 2000000, 3000000, 5000000, 8000000

3000000

bps

DC_DEVICE_PATH

接続されているEDGEPLANT USB Cameraのデバイスパスを選択します。 複数のデバイスコネクターが同じデバイスパスを使用することはできません。

選択肢

デフォルト値

単位

Inventory画面の device_connector_services で確認可能

/dev/video0

なし

H.264 for EDGEPLANT USB Camera#

アプトポッド製EDGEPLANT USB Cameraから 3 、動画を取得するためのデバイスコネクターサービスです。

利用するには、アップストリーム用のデバイスコネクターIPC設定が必要です。

service_id
H.264 for EDGEPLANT USB Camera

GStreamerで、H.264形式の動画を取得します。

substitution_variables
DC_WIDTH, DC_HEIGHT

取得する動画の解像度の幅と高さを選択します。

選択肢 (DC_WIDTH x DC_HEIGHT)

デフォルト

単位

1280 x 720, 1920 x 1080

1280 x 720

pixel

DC_FPS

取得する動画のフレームレートを選択します。

選択肢

デフォルト値

単位

5, 10, 15, 30

15

fps

DC_BITRATE

取得する動画のビットレートを選択します。

選択肢

デフォルト値

単位

500000, 1000000, 2000000, 3000000, 5000000, 8000000

3000000

bps

DC_DEVICE_PATH

接続されているEDGEPLANT USB Cameraのデバイスパスを選択します。 複数のデバイスコネクターが同じデバイスパスを使用することはできません。

選択肢

デフォルト値

単位

Inventory画面の device_connector_services で確認可能

/dev/video0

なし

H.264 for EDGEPLANT USB Camera x4#

アプトポッド製EDGEPLANT USB Cameraから 3 、動画を取得するためのデバイスコネクターサービスです。

利用するには、アップストリーム用のデバイスコネクターIPC設定が必要です。

service_id
H.264 for EDGEPLANT USB Camera x4

GStreamerで、4台のアプトポッド製EDGEPLANT USB Cameraからの動画を、2x2のタイル状に並べて1つの動画として取得します。

substitution_variables
DC_WIDTH, DC_HEIGHT

取得する動画の解像度の幅と高さを選択します。

選択肢 (DC_WIDTH x DC_HEIGHT)

デフォルト

単位

1280 x 720, 1920 x 1080

1280 x 720

pixel

注釈

H.264 for EDGEPLANT USB Camera x4 の場合、1つの映像の解像度は 640 x 480 で、4つの映像が合成された映像の解像度は 1280 x 960 となります。

DC_FPS

取得する動画のフレームレートを選択します。

選択肢

デフォルト値

単位

5, 10, 15, 30

※ H.264 for EDGEPLANT USB Camera x4 は 15 のみ

15

fps

DC_BITRATE

取得する動画のビットレートを選択します。

選択肢

デフォルト値

単位

500000, 1000000, 2000000, 3000000, 5000000, 8000000

3000000

bps

DC_DEVICE_PATH_1, DC_DEVICE_PATH_2, DC_DEVICE_PATH_3, DC_DEVICE_PATH_4

左上、右上、左下、右下に配置する動画の取得元として、接続されているEDGEPLANT USB Cameraのデバイスパスを選択します。 複数のデバイスコネクターが同じデバイスパスを使用することはできません。

選択肢

デフォルト値

単位

Inventory画面の device_connector_services で確認可能

/dev/video0, /dev/video1, /dev/video2, /dev/video3

なし

MJPEG for EDGEPLANT USB Camera#

アプトポッド製EDGEPLANT USB Cameraから 3 、動画を取得するためのデバイスコネクターサービスです。

利用するには、アップストリーム用のデバイスコネクターIPC設定が必要です。

service_id
MJPEG for EDGEPLANT USB Camera

GStreamerで、MJPEG形式の動画を取得します。

substitution_variables
DC_WIDTH, DC_HEIGHT

取得する動画の解像度の幅と高さを選択します。

選択肢 (DC_WIDTH x DC_HEIGHT)

デフォルト

単位

640 x 480

640 x 480

pixel

DC_FPS

取得する動画のフレームレートを選択します。

選択肢

デフォルト値

単位

1, 5, 10, 15, 30

15

fps

DC_DEVICE_PATH

接続されているEDGEPLANT USB Cameraのデバイスパスを選択します。 複数のデバイスコネクターが同じデバイスパスを使用することはできません。

選択肢

デフォルト値

単位

Inventory画面の device_connector_services で確認可能

/dev/video0

なし

MJPEG for EDGEPLANT USB Camera (v4l2-src)#

アプトポッド製EDGEPLANT USB Cameraから 3 、動画を取得するためのデバイスコネクターサービスです。

利用するには、アップストリーム用のデバイスコネクターIPC設定が必要です。

service_id
MJPEG for EDGEPLANT USB Camera (v4l2-src)

V4L2(Video for Linux 2)で、MJPEG形式の動画を取得します。

substitution_variables
DC_WIDTH, DC_HEIGHT

取得する動画の解像度の幅と高さを選択します。

選択肢 (DC_WIDTH x DC_HEIGHT)

デフォルト

単位

640 x 480

640 x 480

pixel

DC_FPS

取得する動画のフレームレートを選択します。

選択肢

デフォルト値

単位

1, 5, 10, 15, 30

15

fps

DC_DEVICE_PATH

接続されているEDGEPLANT USB Cameraのデバイスパスを選択します。 複数のデバイスコネクターが同じデバイスパスを使用することはできません。

選択肢

デフォルト値

単位

Inventory画面の device_connector_services で確認可能

/dev/video0

なし

Device Inventory#

Terminal Systemの状態を取得するデバイスコネクターサービスです。取得可能な情報は以下のとおりです。 いずれも、Menderを使用している場合は、Inventory画面で確認できる内容と同じです。

  • df: dfコマンドの結果(Inventoryの command.df と同じ)

  • firmware: 以下のファームウェアの情報(Inventoryの firmware と同じ)

    • apt_usbtrx: EDGEPLANT CAN-USB Interface、EDGEPLANT ANALOG-USB Interfaceの情報

    • terminal_display: Terminal System付属ディスプレイソフトウェアの情報

    • powermanage: EDGEPLANT T1の電源制御機能の情報

  • gps: GPSの補足状態(Inventoryの gps と同じ)

  • ip: ipコマンドの結果(Inventoryの command.ip と同じ)

  • lsusb: lsusbコマンドの結果(Inventoryの command.lsusb と同じ)

  • mmcli: mmcliコマンドの結果(Inventoryの command.mmcli と同じ)

  • ping: pingコマンドの結果(8.8.8.8へのpingを行います)(Inventoryの command.ping と同じ)

  • route: routeコマンドの結果(Inventoryの command.route と同じ)

  • tegrastats: tegrastatsコマンドの結果(Inventoryの command.tegrastats 1 と同じ)

  • top: topコマンドの結果(Inventoryの command.top と同じ)

  • vmstat: vmstatコマンドの結果(Inventoryの command.vmstat と同じ)

  • who: whoコマンドの結果(Inventoryの command.who と同じ)

利用するには、アップストリーム用のデバイスコネクターIPC設定が必要です。

service_id

Device Inventory

substitution_variables
DC_SEND_INTERVAL

デバイスインベントリーの送信間隔。

選択肢

デフォルト値

単位

正の整数

10

sec

3(1,2,3,4,5)

アプトポッド製EDGEPLANT USB Camera以外のカメラデバイスでも、 V4L2(Video for Linux 2)を利用して、デバイスコネクターサービスで設定された解像度とフレームレートでMotion JPEG(MJPEG)形式の映像を取得できる場合は、利用可能です。 ただし、すべてのカメラデバイスに対する動作の保証は致しかねますので、事前にご確認の上ご使用ください。