独自エレメントの開発方法

独自エレメントを使用する方法には、以下の2つがあります。


プラグインとして作成する

開発した独自エレメントを共有ライブラリ(.so)の形式でビルドし、それをデバイスコネクター実行時にプラグインとして読み込んで使用する方法です。 1つのプラグインには複数のエレメントを含むことができます。

プラグインを使用する場合は、パイプライン設定ファイルの plugin.plugin_files で以下のようにプラグインファイル名の配列で指定します。 これにより、プラグインが読み込まれ、プラグイン内の独自エレメントを使用できるようになります。

runner:
  ..

plugin:
  plugin_files:
    - /path/to/my/plugin0/libdc_xxxxxx.so
    - /path/to/my/plugin1/libdc_yyyyyy.so

tasks:
  - id: 1
    element: hello-src # defined in loaded plugin
  ..

独自エレメントをプラグインにする場合、開発はRustまたはCで行います。

詳細については Rustによる独自エレメント開発 または Cによる独自エレメント開発 を参照してください。

デバイスコネクターの実行ファイルに含める

デバイスコネクター本体をビルドする際に、独自エレメントも含めた実行ファイルとしてビルドする方法です。 この場合、デバイスコネクターの実行ファイル単体で動作しますので、パイプライン設定ファイルの plugin.plugin_files を記述する必要はありません。 ただし、独自エレメントを修正するたびにデバイスコネクターの本体ごと再ビルドが必要になります。

独自エレメントをデバイスコネクターの実行ファイルに含める場合、開発はRustで行います。

詳細については Rustによる独自エレメント開発 を参照してください。