制限事項
Device Connector Frameworkには、以下のような制限事項があります。
- エレメント利用者向け
-
タスクの設定において、メッセージの送信元のタスク
from
を設定するときは、送信元のタスクIDは自身のタスクIDより小さい数字である必要があります。番号が1以上の送信ポートについては未実装です。
- 独自エレメントの開発者向け
-
本体とプラグインで、利用するメモリアロケータが異なる場合の動作は未定義です。 この問題は、Rustの将来のバージョンでメモリアロケータを固定化できれば回避できます。 メモリアロケータの設定を故意に変えなければ問題は起こりません。
Rustの
Vec
とString
を、プラグインのFFI(Foreign Function Interface)間で受け渡しているため、もしこのABI(Application Binary Interface)に変更があれば、コンパイラのバージョンを本体とプラグインで合わせておかないと、プラグインが壊れる可能性があります。