V4Lで取得した画像をJPEGで送信する

付属デバイスコネクターdevice-connector-intdashを使用してカメラからJPEG画像を取得し、リアルタイム送信するための設定例です。

../../_images/jpeg-sample.svg

図 28 JPEG画像を送信するための設定例

アップストリームの設定

以下のコマンドを実行して、 recoverable というIDを持つアップストリームを作成します。 指定しているのはIDのみのため、他の設定値はデフォルトのとおりになります。

$ intdash-agentctl config up --create '
    id: recoverable
  '

デバイスコネクターIPCの設定

デバイスコネクターからのデータを受け取るためにデバイスコネクターIPCを追加します。以下のコマンドを実行してください。

$ intdash-agentctl config device-connector up --create '
    id: jpeg
    data_name_prefix: v1/101/
    dest_ids:
      - recoverable
    format: iscp-v2-compat
    ipc:
      type: fifo
      path: /var/run/intdash/jpeg.fifo
    launch:
      cmd: device-connector-intdash
      args:
      - --config
      - /etc/dc_conf/jpeg.yml
      environment:
      - DC_V4L2_SRC_CONF_PATH=/dev/video0
      - DC_V4L2_SRC_WIDTH=320
      - DC_V4L2_SRC_HEIGHT=240
      - DC_V4L2_SRC_FPS=5
      - DC_PRINT_LOG_FILTER_CONF_TAG=jpeg
      - DC_FILE_SINK_CONF_PATH=/var/run/intdash/jpeg.fifo
'
  • launch で、device-connector-intdashを起動するように設定しています。

  • device-connector-intdashのパイプライン設定として、付属の /etc/dc_conf/jpeg.yml を指定しています。 また、パイプライン設定で使用する環境変数を environment で与えています。

  • device-connector-intdashから /var/run/intdash/jpeg.fifo を介して得られたデータは、 v1/101/ というデータ名称プレフィックスを与えられて、 recoverable というIDを持つアップストリームに送信されます。

ストリーマーの起動

以上の設定ができたらストリーマーを起動します。

$ intdash-agentctl run

v1互換データとして送っているため、Edge Finderで確認することができます。