デバイスコネクター開発フレームワーク概要

intdash Edge Agent 2用デバイスコネクターの開発にはDevice Connector Frameworkを使用することができます。

  • Device Connector Frameworkにより作成されたデバイスコネクターでは、デバイスへの接続やデータ収集、収集したデータに対する処理は、それぞれ「エレメント(Element)」として定義されます。ユーザーは、エレメントを組み合わせて、データが流れるパイプラインを設定することができます。設定はパイプライン設定ファイルで行います。

  • デバイスコネクターを実行すると、パイプライン設定ファイルで指定された各エレメントは、同期または非同期に動作する「タスク(Task)」として実行されます。また、タスク間でのメッセージパッシングはデバイスコネクターにより管理されます。

これにより、柔軟にエレメントを組み合わせて、データ(メッセージ)が流れるパイプラインを作成することができます。

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図 43 デバイスからintdash Edge Agentへ入力するパイプラインの例

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図 44 intdash Edge Agentからデバイスへ出力するパイプラインの例

なお、ファイルからの読み込み、ファイルへの書き出しなどの基本的な処理を行うエレメントはDevice connector Frameworkに含まれています(基本エレメント)。