intdash Edge Agent 2 リリースノート

v1.2.6

Bug Fixes

  • 計測の基準時刻としてntpよりもedge_rtcが優先される場合があるのを修正しました。

v1.2.5

Enhancements

  • Debian 12 / Ubuntu 24 に対応しました。

Bug Fixes

  • ネットワーク切断時にダウンストリームのコネクションが正しく閉じられず、再接続後にダウンストリームデータが受信されない問題を修正しました。

  • intdash-agentctl status コマンドでダウンストリームのデバイスコネクターIPCのステータスが正しく取得できない問題を修正しました。

  • 計測の名前と詳細がサーバーに登録されないことがある問題を修正しました。

  • intdash-agentctl コマンドでJSON出力オプション --json を使用した際、そのコマンドの出力が空の配列である場合に何も出力されない問題を修正し、 [] が出力されるようにしました。

  • 基準時刻の名前が正しく送信されない問題を修正しました。

v1.2.3

警告

このバージョンから、ダウンストリームフィルターのデータ名称にiSCPv1互換のデータ名(v1/<チャンネル>/)を使用して特別な文字(/#+:%)を設定する場合は、URLエスケープが必要になりました。

そのため、v1.2.3未満で使用していた設定をv1.2.3以上で使用する場合、変更が必要な場合があります。

ダウンストリームフィルターのデータ名称と して入力された文字列

左記設定の解釈結果

v1.2.3以上へのアッププデート時の設定変更

v1.2.3未満使用時

v1.2.3以上使用時

v1/1/:topic

v1/1/:topic

不正なデータ名称 (設定無効)

必要

v1/1/+

v1/1/+

v1/1/単一レベルワイルドカード

必要

v1/1/%3Atopic

v1/1/%3Atopic

v1/1/:topic

必要

v1/1/%2B

v1/1/%2B

v1/1/+

必要

abc/efg

abc/efg

abc/efg

不要

abc/+

abc/単一レベルワイルドカード

abc/単一レベルワイルドカード

不要

Breaking Changes

  • ダウンストリームフィルターのデータ名称にiSCP v1互換のデータ名(v1/<チャンネル>/)を使用して特別な文字(/#+:%)を設定する場合は、URLエスケープが必要になりました。

Enhancements

  • /etc/init.d/intdash-agentd で起動した場合も、環境変数 AGENT_LIB_DIRAGENT_RUN_DIR を使用できるようにしました。

  • 遅延アップロード処理のDNS名前解決のタイムアウトを30秒に短縮しました。

Bug Fixes

  • QUICでの接続時にデータポイントを送信しないとコネクションが2秒で切れるのを修正しました。

  • デバイスコネクターIPCのlogger-msgフォーマットでH.264 NAL Unitを受け取った時に、Frame Indexのエンディアンが異なるため正しい値として処理されないのを修正しました。

  • /etc/init.d/intdash-agentctl-run で送受信の開始をすると、 intdash または root ユーザー以外はFIFOへの書き込み権限がなかったのを修正しました。

  • デバイスコネクターIPCのlogger-msgフォーマットでFloat64とInt64を受け取った時にエンディアンが異なるため正しい値として処理されないのを修正しました。

  • intdash-agentctl config deferred-uploadlimit_data_storage を無効にできないのを修正しました。

v1.2.1

Enhancements

  • デーモンが管理するDBのアクセス効率を改善しました

Bug Fixes

  • 計測の遅延アップロードの途中で正しい総データポイント数をサーバーに送信するようにしました。これにより、遅延アップロードの途中でもサーバー側でデータポイント回収率を正しく計算できるようになります。

  • 遅延アップロードの際、サーバーからHTTPステータスコード502/503/504が返った場合、遅延アップロードを停止するのではなくリトライするようにしました

  • 計測終了と共にデーモンを終了した場合、次のデーモン起動時までサーバーに計測終了通知が送られなかったのを、計測終了時に通知するようにしました

  • ローカルストレージ内の計測の削除を行ったときに他の計測の遅延アップロード処理も停止することがあったのを修正しました

v1.2.0

警告

このバージョンから、アップストリーム用の デバイスコネクターIPC にある data_name_prefix の扱い方が変わっています。

v1.2.0未満 のバージョンでは、アップストリーム用のデバイスコネクターIPC設定にある data_name_prefix の末尾がセパレータ文字(/)でない場合、自動的にセパレータ文字(/)が付加されていました。 これに対しv1.2.0以上のバージョンでは、 data_name_prefix がそのまま使用されます。

そのため、v1.2.0未満で使用していた設定をv1.2.0以上で使用する場合、変更が必要な場合があります。

設定とデータ

結果として付与されるデータ名称

v1.2.0以上への アッププデート時の 設定変更

デバイスコネクターIPCの data_name_prefix

FIFO用データフォーマット内の Data Nameフィールド

v1.2.0未満使用時

v1.2.0以上使用時

v1/1

any_name

v1/1/any_name

v1/1any_name

必要

v1/1/

any_name

v1/1/any_name

v1/1/any_name

不要

v1/1

空文字

v1/1

v1/1

不要

abc

def

abc/def

abcdef

必要

なお、結果として付与されるデータ名称( data_name_prefix + Data Nameフィールド )が空文字の場合、データ名称が不正であるためそのデータはintdashサーバーに保存されません。

Breaking Changes

  • data_name_prefixの扱い方を変更しました

Features

  • ダウンストリーム用のデバイスコネクターIPC設定にdata_name_prefixを追加しました

  • E2E Call API を追加しました

Enhancements

  • デーモンが管理するDB内の計測データを定期的にvacuumするようにしました

  • intdashサーバーと通信できない場合に計測開始までに時間がかかるのを修正しました

  • renameフィルターのchange_to.dest_idを必須項目ではなくしました

Bug Fixes

  • フィルターでsrc_idを指定した時に設定内容が反映されないのを修正しました

  • 未送信の計測を削除すると遅延アップロード処理が行われないことがあるのを修正しました

  • デーモンが管理するDB内の計測データが自動削除される際、順番が新しい順になっていたのを修正しました

  • デーモンが管理するDBのパスを変更すると、ディスク空き容量チェックの対象パーティションが正しくない状態になるのを修正しました

  • サーバーに送信するデータポイント数が正しくない値になることがあったのを修正しました

  • リアルタイム送信でintdashサーバーからエラーが返ったときに未送信データとして遅延アップロードしていなかったのを修正しました