エンドツーエンド通信

intdash Edge Agent 2 は、時系列データの送受信で使用するストリームとは別に、エッジからエッジへのエンドツーエンド通信をデバイスコネクターに提供します。

エンドツーエンド通信のためのプログラム「E2Eコーラー」は gRPC によるインターフェイスを提供しているため (Agent E2E Call API)、エンドツーエンドコールの受信・送信は、デバイスコネクターからgRPCによるリモートプロシージャコールを行うことで実行します。

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図 18 Streamerによる時系列データ送信と、E2E Callerによるエンドツーエンド通信

E2Eコーラーを起動するには、 接続先サーバーと認証情報 の設定を行ったうえで、 intdash-agentctl run コマンドを実行します。 intdash-agentctl run の実行中はE2EコーラーのgRPCサーバーがポート50052で起動します。

この状態で、デバイスコネクターなどの別プロセスからE2Eコーラー対して Agent E2E Call API の任意のメソッドを呼び出すことで、エンドツーエンド通信を実行することができます。

注釈

gRPCサーバーに割り当てるポートは intdash-agentctl run--e2e-caller-port オプションで変更できます。

gRPCのクライアント作成方法については gRPCのDocumentation を参照してください。

Agent E2E Call API の説明、および、.protoファイルについては Agent E2E Call API を参照してください。