RAWデータ#

デバイスから取得されたフィルター適用前のデータは、バックアップデータ(RAWデータ)としてTerminal System内に保存されます。 RAWデータの保存先は変更することができます。

注意

  • RAWデータはTerminal Systemが内部に持つバックアップ用のデータであり、通常は使用しません。

  • RAWデータは「再送待ちデータ」とは異なる別のデータです。再送待ちデータについては、 再送待ちデータの送信のみ行う(再送モード) を参照してください。

  • RAWデータは専用形式で保存されます。

  • Terminal System設定画面でRAWデータをダウンロードすることはできません。

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図 101 [intdash]メニュー > [RAWデータ]#

RAWデータの保存についての設定は、[intdash]メニュー > [RAWデータ]で行います。

RAWデータを保存

オンにすると、RAWデータがTerminal System内に保存されます。

保存先

RAWデータの保存先を選択します。

注意

USBまたはSDカードをRAWデータの保存先として選択しているとき、計測中に対象のデバイス(USBまたはSDカード)を取り外すとRAWデータは保存されません。

内部ストレージ

Terminal Systemの内蔵ストレージにRAWデータを保存します。

USB

USBストレージにRAWデータを保存します。 USBストレージにRAWデータを保存するためには、以下を満たす必要があります。

  • USBストレージがTerminal Systemに1つだけ接続されていること

  • USBストレージはFATまたはFAT32でフォーマットされていること

USBストレージの1番目のパーティションがRAWデータの保存に使用されます。

SDカード

SDカードにRAWデータを保存します。SDカードにRAWデータを保存するためには、以下を満たす必要があります。

  • Terminal SystemがSDカードスロットを搭載していること

  • SDカードがTerminal Systemに1つだけ接続されていること

  • SDカードはFATまたはFAT32でフォーマットされていること

SDカードの1番目のパーティションがRAWデータの保存に使用されます。

自動削除

RAWデータは、計測を行うたびに増加し、ディスクの容量を圧迫します。 自動削除を有効にすることで、ディスクが一杯になるのを避けることができます。

自動削除を有効にすると、[自動削除の閾値(ディスク使用率)]の設定に従って、作成日時が古いRAWデータから順に自動的に削除されます。

自動削除の閾値(ディスク使用率)

[自動削除]が有効の場合、RAWデータ保存先のパーティションの使用率がこの値を超えると、RAWデータの自動削除が行われます。

設定後は、[変更を保存]をクリックします。

画面上部に再起動を要求するメッセージが表示された場合、設定内容は再起動後に有効になります。 [intdash]メニュー > [ステータス]の[再起動]をクリックすると、新しい設定でintdashサービスが起動され、計測が開始されます。