はじめに#
Terminal System v1.25.0
重要
このドキュメントに記載されている仕様は予告なく変更される場合があります。このドキュメントは情報提供を目的としたものであり、仕様を保証するものではありません。
説明で使用している画面は一例です。ご使用の環境やアプリケーションのバージョンによって、表示や手順が一部異なる場合があります。
注釈
このドキュメントに記載されている会社名、サービス名、製品名等は、一般に、各社の登録商標または商標です。本文および図表中には、「™」、「®」は明記していません。
本マニュアルでは、Terminal Systemの設定を行う方法について説明します。
Terminal Systemとは#
Terminal Systemは、intdashのエッジデバイスとして機能するコンピューターです。 エッジデバイスとして機能に必要なソフトウェアはあらかじめインストールされています。
Terminal Systemは、主に自動車、重機、建機、農機などに設置して使用します。
Terminal Systemと自動車等のCANバスの間をEDGEPLANT CAN-USB Interfaceを使ってに接続することにより、CANバスから制御信号やセンサー信号を取得し、intdashサーバーに送信することができます。
また、Terminal SystemをGPSデバイス、カメラ等に接続することで、これらのデバイスからもデータを取得し、intdashサーバーに送信することができます。
データのフィルタリングやリサンプリングを行うことも可能です。
ハードウェア#
Terminal System本体のハードウェアとしては、以下のいずれかが使用されます。
アプトポッド製 EDGEPLANT T1
NEXCOM製 VTC 1910-S
重要
コンピューターや周辺機器の安全上の注意事項や仕様については、それぞれに付属の文書を参照してください。
ネットワークへの接続に関する注意
無線LANを使用するには、指定の無線LANアダプター(Wi-Fiドングル) が必要です。
携帯電話回線(LTE)を使用するには、指定のLTEモジュール(アンテナ付き)が必要です。 EDGEPLANT T1やVTC 1910-SにはSIMスロットがついていますが、SIMカードを挿すだけではLTEによる通信はできません。
設定用PC#
Terminal Systemの設定は、ネットワークで接続されたもう1台のPC(以下、設定用PCと呼びます)から行います。
設定用PCは、以下の仕様を満たすものを推奨します。
OS: WindowsまたはmacOS
CPU: Intel第3世代Core i3以上
メモリー: 4GB以上
ウェブブラウザー: Google Chrome(最新バージョン)
設定用PCをTerminal Systemに接続して設定を開始する方法については、 クイックスタート を参照してください。