4. ネットワークに接続する#

Terminal System v1.24.0

Terminal Systemをネットワークに接続するためにはネットワークの設定が必要です。

4.1. ネットワークのタイプと優先度#

Terminal Systemは、ネットワークを以下の2つの用途に使用します。

  • 計測データの送信(Terminal Systemからintdashサーバーにアクセスする)

  • Terminal Systemの設定(設定用PCからTerminal Systemにアクセスする)

使用可能なネットワークのタイプとして以下の5つがあります。 タイプごとに、可能な用途は以下のとおりです(✓マークの用途に使用できます)。

ネットワークのタイプ

計測データの送信

(Terminal Systemからintdashサーバーにアクセス)

Terminal Systemの設定

(設定用PCからTerminal Systemにアクセス)

Ethernet

無線LAN(クライアントモード)

無線LAN(アクセスポイントモード)

-

モバイル回線

-

モバイル回線(USB)

-

注意

  • 無線LANを使用する際は、アプトポッド指定のUSB無線LANアダプターを接続してください。 それ以外のUSB無線LANアダプターでは正しく動作しない場合があります。

  • モバイル回線を使用する際は、アプトポッド指定の内蔵LTEモジュールまたはLTEアダプターを接続してください。 それ以外では正しく動作しない場合があります。

  • モバイル回線を使用する場合、SIMカードによっては、購入後にアクティベーションの手続きが必要な場合があります。

  • SIM PINには対応していません。

同じタイプの設定は、1つしか有効化できません(例えば、2つのEthernet設定を有効にすることはできません)。 また、「無線LAN(クライアントモード)」と「無線LAN(アクセスポイントモード)」を同時に有効化することはできません。

4.1.1. 計測データの送信(Terminal Systemからintdashサーバーにアクセス)の際のネットワーク設定#

有効化された設定のうちで、最も優先度の高い1つだけが使用されます。 使用されるネットワークのタイプの優先順位は以下のとおりです。

  1. 「Ethernet」

  2. 「無線LAN」(クライアントモードまたはアクセスポイントモード)

  3. 「モバイル回線」または「モバイル回線(USBデバイス)」

例えば「Ethernet」と「無線LAN(クライアントモード)」の設定が有効化されていた場合、まずEthernet接続が試行され、接続できない場合は無線LANが使用されます。

4.1.2. Terminal Systemの設定(設定用PCからTerminal Systemにアクセス)の際のネットワーク設定#

Ethernetや無線LAN(クライアントモードまたはアクセスポイントモード)が有効化されていれば、それを使用できます。

例えば「Ethernet」と「無線LAN(クライアントモード)」の両方が有効化されていれば、設定用PCからEthernetまたは無線LANで通信できます。設定用PCでTerminal SystemのEthernetのIPアドレスを指定すればEthernet経由で、無線LAN用のIPアドレスを指定すれば無線LAN経由でアクセスできます。

注釈

Terminal Systemを再起動すると、最低1つのEthernet用ネットワーク設定が自動的に有効になります。

4.1.3. 各ネットワークのタイプの詳細#

Ethernet

EthernetケーブルをTerminal System本体に接続して、社内LANなどの既存のLANに接続します。 Ethernetケーブルを使ってTerminal Systemと設定用PCと一対一で接続する場合もこのタイプです。

../_images/network-type-ethernet.ja.png

図 84 Ethernet#

Terminal System使用中もEthernetケーブルの着脱は可能です。

無線LAN(クライアントモード)

Terminal Systemに無線LANアダプターを接続して、クライアントとして社内LANなどの既存の無線LANに接続します。

認証方式は、WPA-PSK、WPA-PSK2に対応しています。

../_images/network-type-wlan-client.ja.png

図 85 無線LAN(クライアントモード)#

無線LAN(アクセスポイントモード)

Terminal Systemに無線LANアダプターを接続して、Terminal System自身を無線LANアクセスポイントにします。 これにより、他のPCからTerminal Systemの設定画面にアクセスすることができます。

ただし、他のPCからの通信をインターネット側へリダイレクトする機能(テザリング機能)はありません。

認証方式は、WPA-PSK、WPA-PSK2に対応しています。

Terminal SystemのコンピューターとしてEDGEPLANT T1を使用する場合、クライアントに対してDHCP機能が提供されます。 VTC 1910-Sを使用する場合は、DHCP機能は提供されません。

../_images/network-type-wlan-access-point.ja.png

図 86 無線LAN(アクセスポイントモード)#

モバイル回線

Terminal System内蔵のLTEモジュールを使用し、モバイル回線を使ってネットワークに接続します。

../_images/network-type-mobile.ja.png

図 87 モバイル回線#

注意

  • Terminal Systemの電源が入っている状態でSIMカードを出し入れしないでください。SIMカードはTerminal Systemの電源を入れる前に挿入してください。

  • SIMカードはしっかり奥まで挿入してください。

  • ネットワーク設定の詳細画面にRSSI(電波強度)が表示されます。

モバイル回線(USB)

USBで接続されたLTEアダプターを使用し、モバイル回線を使ってネットワークに接続します。

../_images/network-type-mobile-usb.ja.png

図 88 モバイル回線(USB)#

注意

「モバイル回線(USB)」を使用する場合、ネットワーク設定の詳細画面にRSSI(電波強度)は表示されません。

4.2. ネットワークの設定を作成/変更する#

ネットワーク設定を作成または変更するには、以下のように操作します。

注意

無線LANアダプターやLTEアダプターなどの外部機器を使用する接続について設定する場合は、必要な機器が接続された状態で設定してください。 接続されていない状態で設定しようとすると、正常に設定が反映されずエラーとなります。

  1. 新しく設定を作成する場合は、[ネットワーク設定を作成]をクリックします。 既存のネットワーク設定を変更する場合は、[詳細]をクリックします。

    ../_images/create-network-setting.ja.png

    図 89 ネットワークの設定#

  2. 設定項目を入力し、[変更を保存]をクリックします。

    設定項目の詳細については、 ネットワーク設定の項目 を参照してください。

  3. 電源を操作してTerminal Systemを再起動します。

注釈

ネットワークに接続された状態で、使用中のネットワーク設定の[詳細]をクリックすると、IPアドレスなどの情報を確認することができます。

4.3. ネットワーク設定の項目#

ネットワークに関する設定項目は以下のとおりです。

4.3.1. すべてのタイプに共通の設定項目#

名前

ネットワーク設定を区別するため、分かりやすい任意の名前を入力します。

有効化

このネットワーク設定の有効/無効を切り替えます。 同じタイプの設定は、1つしか有効化できません。

ネットワーク設定の優先度については、 ネットワークのタイプと優先度 を参照してください。

注釈

Terminal Systemを再起動すると、最低1つのEthernet用ネットワーク設定が自動的に有効になります。

タイプ

Ethernet、無線LANなどのタイプを選択します。選択されたタイプに合わせて設定項目が表示されます。

NIC

Terminal Systemに認識されているNIC(Network Interface Card)の中から、この設定で使用するものを選択します。

4.3.2. Ethernetの設定項目#

DHCP

DHCPを使用するかを設定します。 接続先のネットワークにDHCPの機能がある場合、これをオンにするとTerminal SystemのIPアドレスは自動的に割り当てられます。

注意

intdashサーバーへのデータ送信の際には、この設定を必ずオンにしてください。オフにするとデータの送信ができません。

Terminal Systemの設定時に固定IPアドレスを使用したい場合は、この設定をオフにして、以下の固定IPアドレスの設定を行ってください。

固定IPアドレス、固定IPアドレスのサブネットマスク、固定IPアドレスのデフォルトゲートウェイ

DHCPをオフにした場合は、Terminal Systemに割り当てるIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを入力してください。

4.3.3. 無線LAN(クライアントモード)の設定項目#

SSID

接続先の既存の無線LANのSSIDを入力します。

パスフレーズ

接続先の無線LANのパスフレーズを入力します。

注意

SSIDやパスフレーズを間違えると接続できませんが、エラーメッセージは表示されません。よく確認して入力してください。

4.3.4. 無線LAN(アクセスポイントモード)の設定項目#

SSID

Terminal Systemのアクセスポイントが提供する無線LANのSSIDを設定します。 他のPCからTerminal Systemのアクセスポイントに接続する際は、このSSIDで識別します。

パスフレーズ

他のPCからTerminal Systemのアクセスポイントに接続する際に使用するパスフレーズ(パスワード)を設定します。

IPアドレス

Terminal System自身に割り当てるIPアドレスを指定します。指定しない場合は、デフォルトの値(192.168.0.100)が使用されます。

サブネットマスク

Terminal System自身に割り当てるIPアドレスのサブネットマスクを指定します。指定しない場合は、デフォルトの値(255.255.255.0)が使用されます。

4.3.5. モバイル回線の設定項目#

APN、認証方式、ユーザー名、パスワードは、ご使用のモバイル回線によって異なります。 SIMカードに付属の情報を参照してください。

APN

アクセスポイント名を入力します。

認証方式

アクセスポイントの認証方式を選択します。認証方式が分からない場合は、最初に「CHAP」を試してください。 接続できない場合、次に「PAP」を試してください。

ユーザー名

アクセスポイントのユーザー名を入力します。

パスワード

アクセスポイントのパスワードを入力します。

MTUの自動設定

MTU(Max Transfer Unit)の設定を自動で行うかどうかを設定します。通常はオンにします。

MTU

MTUの自動設定をオフにした場合、手動でMTUを設定できます。

バンドプリセット

使用するアンテナ名を選択することで、適切なバンドが選択されます。 (付録)バンドプリセット一覧 を参照してください。

4.3.6. モバイル回線(USB)の設定項目#

このタイプに特有の設定項目はありません。

4.3.7. (付録)バンドプリセット一覧#

Terminal Systemのコンピューターとして何を使用しているかによって、使用可能なバンドは異なります。

4.3.7.1. EDGEPLANT T1 + EM7430を使用する場合に選択可能なバンドプリセット#

バンドプリセット(アンテナ名)

LTE バンド

W-CDMA バンド

TG.09.0113

B1, B3, B8, B18, B19, B39, B41

B1, B8, B19

MA251.A.BI.001

B1, B3, B8, B18, B19, B39, B41

B1, B8, B19

TG.30.8113

B1, B3, B8, B18, B19, B21, B39, B41

B1, B8, B19

TG.35.8113

B1, B3, B8, B18, B19, B21, B39, B41

B1, B8, B19

TG.09.0113 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19

MA251.A.BI.001 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19

TG.30.8113 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19, B21

TG.35.8113 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19, B21

docomo

B1, B3, B19, B21

B1, B6, B19

SoftBank

B1, B3, B8

B1, B8, B19

au

B1, B3, B18

Default in Japan

B1, B3

B1

All bands

B1, B3, B5, B7, B8, B18, B19, B21, B38, B39, B40, B41

B1, B5, B6, B8, B19

4.3.7.2. EDGEPLANT T1 + EM7431を使用する場合に選択可能なバンドプリセット#

バンドプリセット(アンテナ名)

LTE バンド

W-CDMA バンド

TG.09.0113

B1, B3, B8, B18, B19, B39, B41, B42

B1, B6, B19

MA251.A.BI.001

B1, B3, B8, B18, B19, B39, B41, B42

B1, B6, B19

TG.30.8113

B1, B3, B8, B18, B19, B21, B39, B41, B42

B1, B6, B19

TG.35.8113

B1, B3, B8, B18, B19, B21, B39, B41, B42

B1, B6, B19

TG.09.0113 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19

MA251.A.BI.001 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19

TG.30.8113 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19, B21

TG.35.8113 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19, B21

docomo

B1, B3, B19, B21

B1, B6, B19

SoftBank

B1, B3, B8

B1, B19

au

B1, B3, B18

Default in Japan

B1, B3

B1

All bands

B1, B3, B5, B7, B8, B18, B19, B21, B38, B39, B40, B41

B1, B5, B6, B19

4.3.7.3. VTC 1910-S + MC7430を使用する場合に選択可能なバンドプリセット#

バンドプリセット(アンテナ名)

LTE バンド

W-CDMA バンド

TG.09.0113

B1, B3, B8, B18, B19

B1, B8, B19

GSA.8827.A.101111

B1, B3, B8, B18, B19, B41

B1, B8, B19

GA.130.201111

B1, B3, B8, B18, B19, B21, B41

B1, B8, B19

TG.30.8113

B1, B3, B8, B18, B19, B21, B41

B1, B8, B19

TG.09.0113 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19

GSA.8827.A.101111 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19

GA.130.201111 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19, B21

TG.30.8113 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19, B21

docomo

B1, B3, B19, B21

B1, B6, B19

SoftBank

B1, B3, B8

B1, B8, B19

au

B1, B3, B18

Default in Japan

B1, B3

B1

All bands

B1, B3, B5, B7, B8, B18, B19, B21, B38, B39, B40, B41

B1, B5, B6, B8, B19

4.3.7.4. VTC 1010 + MC7430を使用する場合に選択可能なバンドプリセット#

バンドプリセット(アンテナ名)

LTE バンド

W-CDMA バンド

TG.09.0113

B1, B3, B8, B18, B19

B1, B8, B19

GSA.8827.A.101111

B1, B3, B8, B18, B19, B41

B1, B8, B19

GA.130.201111

B1, B3, B8, B18, B19, B21, B41

B1, B8, B19

TG.09.0113 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19

GSA.8827.A.101111 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19

GA.130.201111 (FDD-LTE Only)

B1, B3, B8, B18, B19, B21

docomo

B1, B3, B19, B21

B1, B6, B19

SoftBank

B1, B3, B8

B1,B8, B19

au

B1, B3, B18

Default in Japan

B1, B3

B1

All bands

B1, B3, B5, B7, B8, B18, B19, B21, B38, B39, B40, B41

B1, B5, B6, B8, B19