タイムライン#
タイムラインには、主軸となるデータを配置します。表示される計測データはライングラフとして表示されます。
リアルタイム再生時はLIVE Duration Timeで設定した時間範囲が表示されます。過去データ再生時は計測全体が表示されます。
タイムラインにデータをバインドする#
Data Bindingの[Add New Data]を選択し、バインドする計測データを設定します。
※Line Graphと同様、複数の計測データをバインドすることも可能です。
※データバインドの方法はパネルと同じになります。詳細方法は データをバインドする を参照してください。
Live Duration Timeにはリアルタイム表示におけるタイムライン表示時間範囲を設定します。
Timeline Settings#
設定項目 |
必須/任意 |
設定内容 |
---|---|---|
Live Duration Time |
必須 |
Live計測の場合、Timelineで表示する時間範囲。例えば「30sec」を設定した場合、現在時刻から30秒内のデータが確認できます。デフォルト値は30秒。 |
Rendering Speed |
必須 |
タイムライン内に描画する間隔の変更ができます。小さくすることでPCへの負荷を抑えることが期待できます。 |
Timeline Option#
設定項目 |
必須/任意 |
設定内容 |
---|---|---|
Data Range |
任意 |
縦軸の最大値と最小値の設定ができます。(5個まで設定可能) |
Step Forward(Sec) |
任意 |
CurrentPositionのコマ送り幅の設定ができます。 |
Show ComparedPosition |
任意 |
ON: ComparedPosition(比較位置)を表示します。 OFF: ComparedPositionを非表示にします。 |
Threshold |
任意 |
ON: Dataに設定している閾値の線を表示します。 OFF: 閾値の線を非表示にします。 |
Time(X)Interval(sec) |
任意 |
横軸の間隔値の設定ができます。 |
Max Number of Y Ticks |
任意 |
縦軸の間隔値の設定ができます。 |
Graph Interpolation |
任意 |
グラフの形状が設定できます。 Default: 丸みを帯びた線グラフ Step: 階段状のグラフ |
カーソルの操作#
タイムラインには2つの時間:Current PositionとCompared Positionを示すカーソルを表示し、操作できます。
Current Position#
リアルタイム表示においては現時刻、過去データストリーム再生においては再生時刻を示します。
- 方法1: Current Positionをドラッグする
- 方法2: タイムラインのヘッダー部分を選択
タイムラインのヘッダー部分を選択することで、カーソルがその位置へ移動可能です。
- 方法3: タイムラインコントロール
タイムラインコントロールにある[Backwards] 、[Forwards] を選択すると巻き戻し/早送りができます。
カーソル移動幅は、[Timeline Options]>[Step Forward]にて設定されている値となります。
- 方法4: パソコンのキーボードの[←]キー/[→]キー操作
[←]キーを押下して巻き戻し、[→]キー押下して早送りができます。キーを押下している間、操作がずっと実行されます。
注釈
Current Positionを移動させる時
Current Positionの移動操作開始時に一時停止状態になります。
操作終了後は、過去データ再生の場合、ドラッグ操作前の一時停止状態/再生状態を保ちます。 リアルタイム再生の場合は一時停止のままとなります。
Compared Position#
Compared Positionは、Current Positionに対して比較する時刻を示し、Current Positionとの差分値などを表示できます。
Compared Positionを表示させるには、ファンクションメニューのTimeline Settingsを選択、Timeline Optionタブ/Show Compare PositionをOFFからONに変更します。
Current Positionと同様にドラッグ&ドロップにてカーソルの移動が可能です。
注釈
Line GraphにCompared Positionを表示させるには
Line GraphのPanel Nameを選択し、[Panel Option]を選択します。
[Show Compared Position]をOFFからONに変更します。
時間範囲の指定#
タイムライン上でドラッグすることで時間範囲を指定できます。ビジュアルパーツによっては、指定した時間範囲内の計測データを表示できます。
※指定がない場合にはタイムライン全体で表示します。
タイムライン詳細設定#
Timeline SettingのData Bindingにある丸印を選択すると、色や塗りつぶしの設定を変更できます。
- グラフの色
グラフの描画色を変更できます。
- グラフの塗りつぶし
[Fill Color]を選択して[ON]にすることで表示しているグラフを塗りつぶします。
- グラフの透過率
[Opacity]のスライダーをドラッグするか、直接数字を入力することで透過率を変更します。
※ ビジュアルパーツのLine GraphもPanel Settingsのウィンドウより上記の設定ができます。
タイムラインの縮小表示#
タイムライン右下のボタンで通常表示と縮小表示が切り替えられます。
通常表示
縮小表示