CSVダウンロード#

計測に含まれる以下のデータは、CSV形式でローカルPCに書き出すことができます。

ビジュアルパーツ上で数値または文字列で表示されているデータ
JPEG形式の画像データ
ROS TopicのうちCompressedImage型の画像データ（内容はJPEGまたはPNG）

JPEGおよびCompressedImage型の画像データは、16進文字列の形式で出力されます。

CSVデータの出力#

この機能では、ウェブブラウザー上に読み込まれたデータが書き出されます。計測を読み込んだ状態で、以下の手順で操作してください。

過去データ（Stored Data）をCSVで書き出す場合は、データの読み込みが終わってから書き出しを実行してください。過去データの読み込みの途中で書き出そうとすると、不完全なデータが出力されます。

[Data Download]をクリックします。
書き出しの形式を指定します。
Export payload binary in hex format without conversion.
オンにすると、データ設定のConversion Type で選択された変換を行う前のデータが書き出されます。詳細については、変換前のデータの出力を参照してください。

Add human-readable timestamps (yyyy/mm/dd HH:MM:SS).
オンにすると、「年月日時分秒」形式の時刻が最初の列に追加されます。出力例:
"#timestring","#timestamp","51_Analog_p5V:ch0@51_apt_an[edge1]" "'2022/04/08 14:54:50.214403","1649397290.214403",1.0090028229190506 "'2022/04/08 14:54:50.220803","1649397290.220803",1.0090791180285341 "'2022/04/08 14:54:50.227203","1649397290.227203",1.0090791180285341 "'2022/04/08 14:54:50.233603","1649397290.233603",1.0090791180285341 "'2022/04/08 14:54:50.240003","1649397290.240003",1.0090028229190506
注釈

出力ファイルの命名規則

yyyymmddhhmmsss{開始日時}-yyyymmddhhmmsss{終了日時}.csv
CSVとして出力したいデータのチェックボックスをオンにします。
[Sampling Interval]でサンプリング間隔を設定します。

設定したサンプリング周期に応じて時間をそろえた形でデータが出力されます。

※ 周期においてもっとも近い時間の値がデータとしてセットされます。

※ 前のデータがない場合は、空白でセットされます。

設定可能な値: -（サンプリングしない）、1000ms、100ms、10ms、1ms
[Download]をクリックします。

注釈

大きな計測データは書き出せないことがあります

Data Visualizerに読み込めないほど大きな計測データは、書き出すことができません。

計測データが大きすぎて読み込めない場合は、「Download stopped because the data is too large to be loaded to the browser.」と表示され、読み込みが止まります。

この場合、以下のいずれかを行って対象データを小さくしてください。

Preview Stored Data機能を使って、読み込み対象の時間範囲を短くする。
スクリーンへのデータのバインドを減らす。Data Visualizerは、スクリーン上にバインドされたすべてのデータ（エッジ、Data Type、Data ID、Channelが指定に一致するもの）を読み込もうとします。現在画面に表示されているスクリーンだけでなく、読み込み済みのすべてのスクリーンについて確認してください。

変換前のデータの出力#

CSVデータ出力時に、Export payload binary in hex format without conversion.をオンにすると、一部のデータは Conversion Settings による変換が行われる前の形式で出力されます。

この機能をオンにしたとき影響があるのは、以下のConversion Typeを使用しているデータのみです。他のデータの出力には影響はありません。

Conversion Type	Export payload binary...をオンにした場合に出力されるデータ
As CSV	CSVとしてパースされる前の文字列データ（例: `foo,bar,baz...` ）
As JSON	JSONとしてパースされる前の文字列データ（例: `{"foo": "bar"}` ）
As Fixed Point Number	変換前のバイト列の16進表現（例: `0x0011223344` ）
As CANopen	変換前のバイト列の16進表現（例: `12 34 ab cd 00 11 22 33 44` ）
As Floating Point Number	変換前のバイト列の16進表現（例: `0x0000F642` ）
As String	変換前のバイト列の16進表現（例: `0x3132333435` ）
As MessagePack	変換前のバイト列の16進表現（例: `83 a4 74 79 70 65 af 73 65 6e ...` ）
As CompressedImage (ROS Topic専用)	変換前のバイト列の16進表現（例: `83 a4 74 79 70 65 af 73 65 6e ...` ）