エンドツーエンド通信
intdash Edge Agent 2 は、時系列データの送受信で使用するストリームとは別に、エッジからエッジへのエンドツーエンド通信をデバイスコネクターに提供します。
エンドツーエンド通信のためのプログラム「E2Eコーラー」は gRPC によるインターフェイスを提供しているため (Agent E2E Call API)、エンドツーエンドコールの受信・送信は、デバイスコネクターからgRPCによるリモートプロシージャコールを行うことで実行します。
E2Eコーラーを起動するには、 接続先サーバーと認証情報 の設定を行ったうえで、 intdash-agentctl run コマンドを実行します。 intdash-agentctl run の実行中はE2EコーラーのgRPCサーバーがポート50052で起動します。
この状態で、デバイスコネクターなどの別プロセスからE2Eコーラー対して Agent E2E Call API の任意のメソッドを呼び出すことで、エンドツーエンド通信を実行することができます。
注釈
gRPCサーバーに割り当てるポートは intdash-agentctl run の --e2e-caller-port
オプションで変更できます。
gRPCのクライアント作成方法については gRPCのDocumentation を参照してください。
Agent E2E Call API の説明、および、.protoファイルについては Agent E2E Call API を参照してください。