デバイスコネクター
センサーやアクチューエーターなどの外部デバイスとintdash Edge Agent 2の間でデータを仲介するソフトウェアをデバイスコネクターと呼びます。
デバイスコネクターとintdash Edge Agent 2の間のデータの受け渡しには、Agentにより作成されるFIFO(名前付きパイプ)を使います。
アップストリームの場合、デバイスコネクターがFIFOにデータを書き込むと、Agentはそれを読み取り、サーバーに送信します。
ダウンストリームの場合、Agentがサーバーから受信したデータをFIFOに書き込むと、デバイスコネクターがそれを読み取ります。
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図 14 デバイスコネクター
所定のフォーマットのデータをFIFOに書き込む(またはFIFOから読み込む)ことができれば、どのようなプログラムでもデバイスコネクターとして使用することができます。
FIFOで読み書きするデータは iscp-v2-compatフォーマット にしてください。
注釈
FIFOで読み書きするデータのフォーマットとして、旧intdash Edge Agent用のlogger-msgフォーマットを使用することも可能です(非推奨)。
logger-msgフォーマットを使用するには、デバイスコネクターIPCに関する設定(アップストリーム用 、 ダウンストリーム用)の format
を変更してください。
デバイスコネクターの起動や使用するFIFOのパスについては、デバイスコネクターIPCに関する設定(アップストリーム用 、 ダウンストリーム用)で設定できます。
付属デバイスコネクター
intdash Edge Agent 2には、device-connector-intdashというデバイスコネクターが付属しています。
このデバイスコネクターは、intdash Edge Agent 2をインストールすると依存パッケージとしてインストールされます。 使用方法については、 device-connector-intdashの概要 を参照してください。