リアルタイム送受信の開始/終了

リアルタイムデータの送受信はストリーマーが行います。

ストリーマーを起動すると、以下が行われます。

  • アップストリームが設定済みの場合は、ストリーマーはデバイスコネクターからデータを受け取り、intdashのリアルタイムAPIを使ってデータをintdashサーバーに送信します。

  • ダウンストリームが設定済みの場合は、ストリーマーはintdashのリアルタイムAPIを使ってintdashサーバーからデータを受信し、受け取ったデータをデバイスコネクターに渡します。

アップストリームの設定については、 アップストリームによる送信 を参照してください。 ダウンストリームの設定については、 ダウンストリームによる受信 を参照してください。

ストリーマーを起動/終了する

ストリーマーを起動するには、以下のコマンドを実行します。

$ intdash-agentctl run

リアルタイムデータの送信開始から終了までのデータが、intdashにおける1つの「計測」になります。 アップストリームを設定してストリーマーを開始すると、1つの計測が開始されることになります。

注釈

  • intdash-agentctl コマンドを使ってintdash Edge Agent 2の操作を行うためには、intdash-agentdが起動している必要があります。 インストールされた直後の設定ではintdash-agentdは自動的に起動されます。手動で起動する方法については、 手動によるデーモン起動/終了 を参照してください。

  • 遅延アップロードは、ストリーマーの起動や終了とは関係なくintdash-agentdにより行われます。

ストリーマーを終了するには、ストリーマーを起動したターミナルでCtrl+Cを押し、intdash-agentctlにSIGINTを送信します。

電源に連動させる

エッジデバイスの電源がオンになったら自動的に intdash-agentctl run が実行されてストリーマーが起動するように設定するには、以下のコマンドを実行します。

$ sudo update-rc.d intdash-agentctl-run defaults

電源への連動の設定を解除する場合は、以下のコマンドを実行します。

$ sudo update-rc.d intdash-agentctl-run remove