NMEA型向け信号定義サンプル¶

このサンプルでは、NMEA形式のデータを物理値に変換する信号定義を登録します。

以下のような、アドレスフィールドが GPRMC であるサンプルデータを例にします：

$GPRMC,085120.307,A,3541.1493,N,13945.3994,E,000.0,240.3,181211,,,A*6A

index	値の例	意味
0	085120.307	協定世界時(UTC）での時刻
1	A	ステータス (A = 有効)
2	3541.1493	緯度
3	N	北緯 or 南緯
4	13945.3994	経度
5	E	東経 or 西経
6	000.0	地表における移動の速度
7	240.3	地表における移動の真方位
8	181211	協定世界時(UTC）での日付
9	(blank)	磁北と真北の間の角度の差。000.0～359.9度
10	(blank)	磁北と真北の間の角度の差の方向
11	A	モード (A = Autonomous)
12	*6A	チェックサム

以下では、上記の形式のデータから緯度と経度を取得するための信号定義を登録します。

信号定義の概要¶

項目	設定内容
変換対象とする時系列データのタイプ	`intdash.DataType.nmea`
適用する変換	intdash.ConversionCSV

信号定義の登録¶

信号定義のアクセスオブジェクトを生成します。

import intdash

client = intdash.Client(
    url = "https://example.intdash.jp",
    edge_token = "your_token",
)

sig = client.signals

以下のように、信号定義をそれぞれ登録します。

緯度 ( index=2 )

s = sig.create(
    label="GNRMC_LAT",
    data_type=intdash.DataType.nmea,
    data_id='GNRMC',
    channel=1,
    conversion=intdash.ConversionCSV(
        delimiters=[','],
        index=2,
        value_type='str'
    ),
    display=intdash.Display(
        unit='',
        min=0,
        max=360,
        format='%s',
    ),
)

経度 ( index=4 )

s = sig.create(
    label="GNRMC_LNG",
    data_type=intdash.DataType.nmea,
    data_id='GNRMC',
    channel=1,
    conversion=intdash.ConversionCSV(
        delimiters=[','],
        index=4,
        value_type='str'
    ),
    display=intdash.Display(
        unit='',
        min=0,
        max=360,
        format='%s',
    ),
)

NMEA型向け 信号定義サンプル¶

信号定義の概要¶

信号定義の登録¶

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