3.2.3. Measurement Service

3.2.3.1. Environment Variables

設定ファイル内の設定値は環境変数で上書きできます。

例えば、設定ファイルが次のようになっている場合、

[section]
  attributes-1 = "value"

以下のような環境変数で設定を上書きできます。

MEASUREMENT_SECTION_ATTRIBUTES_1="overwrite"

設定値が文字列の配列である場合は、カンマ区切りでの指定が可能です。

例えば、設定ファイルが次のようになっている場合、

[section]
  array-attributes = ['val1', 'val2']

環境変数に以下のような値を与えることで設定を上書きできます。

MEASUREMENT_SECTION_ARRAY_ATTRIBUTES="overwrite1,overwrite2

テーブルの配列([[section-name]]のように二重角括弧で記述)の中の項目は、環境変数による上書きはできません。

3.2.3.2. Reference

すべての設定項目と、デフォルト値を示します。

3.2.3.2.1. api

Property

Description

Default

bind-address

指定したホストとポートでAPIサーバーをリスンします。

127.0.0.1:8080

[api]
  # 指定したホストとポートでAPIサーバーをリスンします。
  bind-address = '127.0.0.1:8080'

3.2.3.2.2. postgres

Property

Description

Default

dbname

DB名です。

meas

username

DBユーザー名です。

meas

password

DBパスワードです。

meas

address

DBアドレスです。

127.0.0.1:5432

max-idle-conns

コネクションプールの最大アイドルコネクション数です。

10

max-open-conns

コネクションプールの最大オープンコネクション数です。

10

max-conn-idle-time

コネクションの最大アイドル時間です。この時間を超えると切断されます。0sは無制限です。

0s

max-conn-lifetime

コネクションの最大接続時間です。この時間を超えると切断されます。0sはデフォルト値が使用されます。

10m0s

[postgres]
  # DB名です。
  dbname = 'meas'
  # DBユーザー名です。
  username = 'meas'
  # DBパスワードです。
  password = 'meas'
  # DBアドレスです。
  address = '127.0.0.1:5432'
  # コネクションプールの最大アイドルコネクション数です。
  max-idle-conns = 10
  # コネクションプールの最大オープンコネクション数です。
  max-open-conns = 10
  # コネクションの最大アイドル時間です。この時間を超えると切断されます。0sは無制限です。
  max-conn-idle-time = '0s'
  # コネクションの最大接続時間です。この時間を超えると切断されます。0sはデフォルト値が使用されます。
  max-conn-lifetime = '10m0s'

3.2.3.2.3. logger

Property

Description

Default

level

ログレベルです。debugwarninfowarnerror から指定します。

info

encoding

ログの出力フォーマットです。 jsonconsole から指定します。

json

[logger]
  # ログレベルです。`debug`、`warn`、`info`、`warn`、`error` から指定します。
  level = 'info'
  # ログの出力フォーマットです。 `json`、`console` から指定します。
  encoding = 'json'

3.2.3.2.4. auth

Property

Description

Default

url

Authentication ServiceのURLです。

http://127.0.0.1:8081

[auth]
  # Authentication ServiceのURLです。
  url = 'http://127.0.0.1:8081'

3.2.3.2.5. nats-streaming

Property

Description

Default

url

nats-streamingのURLを指定します

nats://127.0.0.1:4222

username

ユーザー名です。

intdash

password

パスワードです。

aptpod1234

cluster-id

クラスタIDです。

intdash

[nats-streaming]
  # nats-streamingのURLを指定します
  url = 'nats://127.0.0.1:4222'
  # ユーザー名です。
  username = 'intdash'
  # パスワードです。
  password = 'aptpod1234'
  # クラスタIDです。
  cluster-id = 'intdash'

3.2.3.2.6. jet-stream

Property

Description

Default

url

jet-streamのURLを指定します。

nats://nats:4222

username

ユーザー名です。

intdash

password

パスワードです。

aptpod1234

max-delivery-count

サブスクライバーの最大配信数です。

3

max-pings-outstanding

Pingの最大未処理数です。

3

ping-interval

Pingの間隔です。

5s

max-reconnects

再接続回数です。

1800

reconnect-wait

再接続間隔です。

2s

[jet-stream]
  # jet-streamのURLを指定します。
  url = 'nats://nats:4222'
  # ユーザー名です。
  username = 'intdash'
  # パスワードです。
  password = 'aptpod1234'
  # サブスクライバーの最大配信数です。
  max-delivery-count = 3
  # Pingの最大未処理数です。
  max-pings-outstanding = 3
  # Pingの間隔です。
  ping-interval = '5s'
  # 再接続回数です。
  max-reconnects = 1800
  # 再接続間隔です。
  reconnect-wait = '2s'

3.2.3.2.7. data-point-external-storage

時系列データのうち一部のバイナリデータ(メディアデータなど)の保存先を外部のストレージに保存する設定です。

Property

Description

Default

enable

この設定を有効にします。true から false にするときは、true の間に保存された時系列データは、時系列データ取得APIで取得できなくなることにご注意ください。false から true にする場合は影響ありません。

false

read-only

enabletrue のときに有効な設定です。read-onlytrue の場合は、読み込みだけ外部ストレージから行います。書き込みは行いません。一度読み書きしたあとに、効果が得られなかったときなどにこの設定を true にします。

false

driver

外部ストレージのドライバです。 s3 のみサポートします。

s3

disk-cache-dir

ディスクキャッシュで使用するディレクトリです。

./cache-dir

max-disk-cache-size-mb

ディスクキャッシュの最大キャッシュサイズ[MB]です。0以上を指定するとディスクキャッシュが有効になります。

0

extra-filter.exactly

完全一致によるフィルター文字列です。

[]

extra-filter.prefix

前方一致によるフィルターです。

[]

s3.bucket-name

S3のバケット名です。

intdash-measurement-service

s3.region

AWSのリージョンです。

ap-northeast-1

s3.access-key

AWSのアクセスキーです。

s3.secret-access-key

AWSのシークレットアクセスキーです。

s3.force-path-style

オブジェクトの指定にpath-styleのURLを使用します。

true

s3.endpoint

オブジェクトストレージのエンドポイントです。minioなど、AWS S3以外のストレージを使用する場合に指定します。

s3.directory

永続化するデータのルートディレクトリです。

datapoints-external

[data-point-external-storage]
  # この設定を有効にします。
  # `true` から `false` にするときは、`true` の間に保存された時系列データは、時系列データ取得APIで取得できなくなることにご注意ください。
  # `false` から  `true` にする場合は影響ありません。
  enable = false
  # `enable` が `true` のときに有効な設定です。`read-only` が `true` の場合は、読み込みだけ外部ストレージから行います。書き込みは行いません。
  # 一度読み書きしたあとに、効果が得られなかったときなどにこの設定を `true` にします。
  read-only = false
  # 外部ストレージのドライバです `s3` のみサポートします。
  driver = 's3'
  # ディスクキャッシュで使用するディレクトリです。
  disk-cache-dir = './cache-dir'
  # ディスクキャッシュの最大キャッシュサイズ[MB]です。0以上を指定するとディスクキャッシュが有効になります。
  max-disk-cache-size-mb = 0

  # 追加フィルターです。
  # デフォルトでは下記のデータタイプのデータを外部ストレージに移動します。これらに加えて他のデータタイプを外部ストレージに保存したい場合に指定します。
  # 指定されたフィルターはOR条件です。データポイントは指定したフィルターに一つでも該当した場合は外部ストレージに永続化されます。
  # - h264_annex_b
  # - h264_nal_unit
  # - h265_annex_b
  # - jpeg
  # - ivf
  # - pcm
  # - aac
  [data-point-external-storage.extra-filter]
    # 完全一致によるフィルター文字列です。
    exactly = []
    # 前方一致によるフィルターです。
    prefix = []

  # driverが `s3` のときの設定です。
  [data-point-external-storage.s3]
    # S3のバケット名です。
    bucket-name = 'intdash-measurement-service'
    # AWSのリージョンです。
    region = 'ap-northeast-1'
    # AWSのアクセスキーです。
    access-key = ''
    # AWSのシークレットアクセスキーです。
    secret-access-key = ''
    # オブジェクトの指定にpath-styleのURLを使用します。
    force-path-style = true
    # オブジェクトストレージのエンドポイントです。minioなど、AWS S3以外のストレージを使用する場合に指定します。
    endpoint = ''
    # 永続化するデータのルートディレクトリです。
    directory = 'datapoints-external'

3.2.3.2.8. data-point-write-dbs

Property

Description

Default

0.driver

時系列データのドライバーです。( timescaledb, influx, influxv2, influxshard, influxv2shard)

influxv2

0.config-number

使用する設定の番号です。例えば、ドライバーが influxv2 で、この設定が 0 の場合 [influxdbv2s.0] セクションの設定が使用されます。

0

0.data-types

書き込むデータタイプです。 指定方法は後述のセクション「データ型の指定方法」を参照してください。

0-255

0.flush-size-kb

フラッシュサイズ(KB)です。

100000

0.fallback

認識できないデータタイプを受信した場合のフォールバックとして使用するかを指定します。trueにした場合、認識できないデータタイプを受信すると、この data-point-write-dbs の設定が使用されます。内部では「 data-types が0の書き込みDB」と等価です。data-types の設定で 0 を含む設定とした場合、重複して書き込みDBが登録されることにご注意ください。つまりフォールバック先として明示的に data-types0 を含む設定をした場合は fallback 属性は false とします。

false

[data-point-write-dbs]
  # 時系列データの書き込み設定です。
  [data-point-write-dbs.0]
    # 時系列データのドライバーです。( `timescaledb`, `influx`, `influxv2`, `influxshard`, `influxv2shard`)
    driver = 'influxv2'
    # 使用する設定の番号です。
    # 例えば、ドライバーが `influxv2` で、この設定が `0` の場合 `[influxdbv2s.0]` セクションの設定が使用されます。
    config-number = '0'
    # 書き込むデータタイプです。 指定方法は後述のセクション「データ型の指定方法」を参照してください。
    data-types = '0-255'
    # フラッシュサイズ(KB)です。
    flush-size-kb = 100000
    # 認識できないデータタイプを受信した場合のフォールバックとして使用するかを指定します。
    # trueにした場合、認識できないデータタイプを受信すると、この `data-point-write-dbs` の設定が使用されます。
    # 内部では「 `data-types` が0の書き込みDB」と等価です。`data-types` の設定で `0` を含む設定とした場合、
    # 重複して書き込みDBが登録されることにご注意ください。
    # つまりフォールバック先として明示的に `data-types` で `0` を含む設定をした場合は `fallback` 属性は `false` とします。
    fallback = false

3.2.3.2.9. data-point-read-dbs

Property

Description

Default

0.driver

時系列データベースのドライバーです。( timescaledb, influx, influxv2, influxshard, influxv2shard)

influxv2

0.config-number

使用する設定の番号です。例えば、ドライバーが influxv2 で、この設定が 0 の場合 [influxdbv2s.0] セクションの設定が使用されます。

0

[data-point-read-dbs]
  # 時系列データの読み込み設定です。
  [data-point-read-dbs.0]
    # 時系列データベースのドライバーです。( `timescaledb`, `influx`, `influxv2`, `influxshard`, `influxv2shard`)
    driver = 'influxv2'
    # 使用する設定の番号です。
    # 例えば、ドライバーが `influxv2` で、この設定が `0` の場合 `[influxdbv2s.0]` セクションの設定が使用されます。
    config-number = '0'

3.2.3.2.10. influxdbs

data-point-read-dbsdata-point-write-dbsdriverinflux のときの設定です。

Property

Description

Default

0.address

InfluxDBのアドレスです。

http://127.0.0.1:8086

0.dbname

InfluxDBのDB名です。

meas

0.username

InfluxDBのユーザー名です。

meas

0.password

InfluxDBのパスワードです。

my-super-secret

0.timeout

InfluxDBへの接続タイムアウト(秒)です。

8760h0m0s

0.chunk-size

InfluxDBへの読み込み時のチャンクサイズです。

10000

0.max-idle-conns

最大アイドルコネクション数です。

2

0.max-idle-conns-per-host

ホストあたりの最大アイドルコネクション数です。

2

0.idle-conn-timeout

アイドルコネクションのタイムアウトです。

10s

[influxdbs]
  [influxdbs.0]
    # InfluxDBのアドレスです。
    address = 'http://127.0.0.1:8086'
    # InfluxDBのDB名です。
    dbname = 'meas'
    # InfluxDBのユーザー名です。
    username = 'meas'
    # InfluxDBのパスワードです。
    password = 'my-super-secret'
    # InfluxDBへの接続タイムアウト(秒)です。
    timeout = '8760h0m0s'
    # InfluxDBへの読み込み時のチャンクサイズです。
    chunk-size = 10000
    # 最大アイドルコネクション数です。
    max-idle-conns = 2
    # ホストあたりの最大アイドルコネクション数です。
    max-idle-conns-per-host = 2
    # アイドルコネクションのタイムアウトです。
    idle-conn-timeout = '10s'

3.2.3.2.11. influxdbv2s

data-point-read-dbsdata-point-write-dbsdriverinfluxv2 のときの設定です。

Property

Description

Default

0.address

InfluxDBのアドレスです。

http://127.0.0.1:8086

0.auth-token

InfluxDBの認証トークンです。

my-super-secret-auth-token

0.org

InfluxDBへの接続時の組織名です。

meas

0.bucket

InfluxDBのバケット名です。

meas

0.timeout

InfluxDBへの接続タイムアウト(秒)です。

8760h0m0s

0.max-idle-conns

最大アイドルコネクション数です。

0

0.max-idle-conns-per-host

ホストあたりの最大アイドルコネクション数です。

2

0.idle-conn-timeout

アイドルコネクションのタイムアウトです。

10s

[influxdbv2s]
  [influxdbv2s.0]
    # InfluxDBのアドレスです。
    address = 'http://127.0.0.1:8086'
    # InfluxDBの認証トークンです。
    auth-token = 'my-super-secret-auth-token'
    # InfluxDBへの接続時の組織名です。
    org = 'meas'
    # InfluxDBのバケット名です。
    bucket = 'meas'
    # InfluxDBへの接続タイムアウト(秒)です。
    timeout = '8760h0m0s'
    # 最大アイドルコネクション数です。
    max-idle-conns = 0
    # ホストあたりの最大アイドルコネクション数です。
    max-idle-conns-per-host = 2
    # アイドルコネクションのタイムアウトです。
    idle-conn-timeout = '10s'

3.2.3.2.12. timescales

data-point-read-dbsdata-point-write-dbsdrivertimescaledb のときの設定です。

Property

Description

Default

0.username

TimescaleDBのユーザー名です。

meas

0.password

TimescaleDBのパスワードです。

meas

0.address

TimescaleDBのアドレスです。

http://127.0.0.1:5433

0.dbname

TimescaleDBのDB名です。

meas

0.sslmode

TimescaleDBのSSLModeです。(参考) https://www.postgresql.jp/document/14/html/libpq-ssl.html

prefer

0.pool-max-conns

コネクションプールの最大コネクション数です。

10

0.pool-min-conns

コネクションプールの最小コネクション数です。

10

0.chunk-time-interval

Hypertableのchunk_time_interval値です。この値はいつでも変更可能です。

24h

0.distributed

Dsitributed Hypertable にするか否かの設定です。この値を初回起動後に変更してもTimescaleDBに適用されません。

false

[timescales]
  [timescales.0]
    # TimescaleDBのユーザー名です。
    username = 'meas'
    # TimescaleDBのパスワードです。
    password = 'meas'
    # TimescaleDBのアドレスです。
    address = 'http://127.0.0.1:5433'
    # TimescaleDBのDB名です。
    dbname = 'meas'
    # TimescaleDBのSSLModeです。
    # (参考) https://www.postgresql.jp/document/14/html/libpq-ssl.html
    sslmode = 'prefer'
    # コネクションプールの最大コネクション数です。
    pool-max-conns = 10
    # コネクションプールの最小コネクション数です。
    pool-min-conns = 10
    # Hypertableのchunk_time_interval値です。この値はいつでも変更可能です。
    chunk-time-interval = '24h'
    # Dsitributed Hypertable にするか否かの設定です。この値を初回起動後に変更してもTimescaleDBに適用されません。
    distributed = false

3.2.3.2.13. influxshards

data-point-read-dbsdata-point-write-dbsdriverinfluxshard のときの設定です。

Property

Description

Default

0.meta-address

Redisのアドレスです。

127.0.0.1:6379

0.meta-password

Redisのパスワードです。

0.meta-max-idle-conns

Redisの最大アイドルコネクション数です。

2

0.meta-idle-timeout

Redisのアイドルコネクションのタイムアウトです。

10s

0.timeout

InfluxDBへの接続タイムアウト(秒)です。

8760h0m0s

0.max-idle-conns

最大アイドルコネクション数です。

2

0.max-idle-conns-per-host

ホストあたりの最大アイドルコネクション数です。

2

0.idle-conn-timeout

アイドルコネクションのタイムアウトです

10s

0.chunk-size

InfluxDBへの読み込み時のチャンクサイズです。

10000

0.meta-tls-config.use-tls

RedisのTLSを有効化します。

false

0.meta-tls-config.cert-file

証明書ファイルです。

0.meta-tls-config.ca-cert-file

CAの証明書ファイルです。

0.meta-tls-config.key-file

キーファイルです。

0.meta-tls-config.insecure-skip-verify

検証をスキップします。

false

[influxshards]
  [influxshards.0]
    # Redisのアドレスです。
    meta-address = '127.0.0.1:6379'
    # Redisのパスワードです。
    meta-password = ''
    # Redisの最大アイドルコネクション数です。
    meta-max-idle-conns = 2
    # Redisのアイドルコネクションのタイムアウトです。
    meta-idle-timeout = '10s'
    # InfluxDBへの接続タイムアウト(秒)です。
    timeout = '8760h0m0s'
    # 最大アイドルコネクション数です。
    max-idle-conns = 2
    # ホストあたりの最大アイドルコネクション数です。
    max-idle-conns-per-host = 2
    # アイドルコネクションのタイムアウトです
    idle-conn-timeout = '10s'
    # InfluxDBへの読み込み時のチャンクサイズです。
    chunk-size = 10000

    [influxshards.0.meta-tls-config]
      # RedisのTLSを有効化します。
      use-tls = false
      # 証明書ファイルです。
      cert-file = ''
      # CAの証明書ファイルです。
      ca-cert-file = ''
      # キーファイルです。
      key-file = ''
      # 検証をスキップします。
      insecure-skip-verify = false

3.2.3.2.14. influxv2shards

data-point-read-dbsdata-point-write-dbsdriverinfluxv2shard のときの設定です。

Property

Description

Default

0.meta-address

Redisのアドレスです。

127.0.0.1:6379

0.meta-password

Redisのパスワードです。

0.meta-max-idle-conns

Redisの最大アイドルコネクション数です。

2

0.meta-idle-timeout

Redisのアイドルコネクションのタイムアウトです。

10s

0.timeout

InfluxDBへの接続タイムアウト(秒)です。

8760h0m0s

0.max-idle-conns

最大アイドルコネクション数です。

2

0.max-idle-conns-per-host

ホストあたりの最大アイドルコネクション数です。

2

0.idle-conn-timeout

アイドルコネクションのタイムアウトです

10s

0.meta-tls-config.use-tls

RedisのTLSを有効化します。

false

0.meta-tls-config.cert-file

証明書ファイルです。

0.meta-tls-config.ca-cert-file

CAの証明書ファイルです。

0.meta-tls-config.key-file

キーファイルです。

0.meta-tls-config.insecure-skip-verify

検証をスキップします。

false

[influxv2shards]
  [influxv2shards.0]
    # Redisのアドレスです。
    meta-address = '127.0.0.1:6379'
    # Redisのパスワードです。
    meta-password = ''
    # Redisの最大アイドルコネクション数です。
    meta-max-idle-conns = 2
    # Redisのアイドルコネクションのタイムアウトです。
    meta-idle-timeout = '10s'
    # InfluxDBへの接続タイムアウト(秒)です。
    timeout = '8760h0m0s'
    # 最大アイドルコネクション数です。
    max-idle-conns = 2
    # ホストあたりの最大アイドルコネクション数です。
    max-idle-conns-per-host = 2
    # アイドルコネクションのタイムアウトです
    idle-conn-timeout = '10s'

    [influxv2shards.0.meta-tls-config]
      # RedisのTLSを有効化します。
      use-tls = false
      # 証明書ファイルです。
      cert-file = ''
      # CAの証明書ファイルです。
      ca-cert-file = ''
      # キーファイルです。
      key-file = ''
      # 検証をスキップします。
      insecure-skip-verify = false

3.2.3.2.15. upload

Property

Description

Default

storage-driver

一時ファイル保存先に使用するストレージドライバーです。 local または s3 を指定します。

local

mp4.enable

Experimental MP4ファイルのアップロードを有効にします。

false

mp4.ffmpeg

ffmpegのパスです。

ffmpeg

mp4.ffprobe

ffprobeのパスです。

ffprobe

s3-storage.bucket-name

S3のバケット名です。

intdash-measurement-service

s3-storage.region

AWSのリージョンです。

ap-northeast-1

s3-storage.access-key

AWSのアクセスキーです。

s3-storage.secret-access-key

AWSのシークレットアクセスキーです。

s3-storage.force-path-style

オブジェクトの指定にpath-styleのURLを使用します。

true

s3-storage.endpoint

オブジェクトストレージのエンドポイントです。minioなど、AWS S3以外のストレージを使用する場合に指定します。

local-storage.directory

計測アップロードの一時保存ディレクトリです。

./data/meas_upload

local-storage.remove-interval

計測アップロードの一時保存ディレクトリの削除間隔です。

168h0m0s

[upload]
  # 一時ファイル保存先に使用するストレージドライバーです。 `local` または `s3` を指定します。
  storage-driver = 'local'

  [upload.mp4]
    # **Experimental** MP4ファイルのアップロードを有効にします。
    enable = false
    # ffmpegのパスです。
    ffmpeg = 'ffmpeg'
    # ffprobeのパスです。
    ffprobe = 'ffprobe'

  [upload.s3-storage]
    # S3のバケット名です。
    bucket-name = 'intdash-measurement-service'
    # AWSのリージョンです。
    region = 'ap-northeast-1'
    # AWSのアクセスキーです。
    access-key = ''
    # AWSのシークレットアクセスキーです。
    secret-access-key = ''
    # オブジェクトの指定にpath-styleのURLを使用します。
    force-path-style = true
    # オブジェクトストレージのエンドポイントです。minioなど、AWS S3以外のストレージを使用する場合に指定します。
    endpoint = ''

  [upload.local-storage]
    # 計測アップロードの一時保存ディレクトリです。
    directory = './data/meas_upload'
    # 計測アップロードの一時保存ディレクトリの削除間隔です。
    remove-interval = '168h0m0s'

3.2.3.2.16. gops

Property

Description

Default

enable

gopsによるプロファイリングを有効にします。

false

address

gopsのプロファイリングのアドレスを指定します。

127.0.0.1:0

[gops]
  # gopsによるプロファイリングを有効にします。
  enable = false
  # gopsのプロファイリングのアドレスを指定します。
  address = '127.0.0.1:0'

3.2.3.2.17. event-bus

Property

Description

Default

driver

イベントバスのドライバーです nats-streaming

nats-streaming

publish-interval

イベントバスへイベントをパブリッシュする間隔です。Go言語のtime.Durationの文字列表現で指定します。

10s

function-timeout

イベントバスから受け取ったイベント処理のタイムアウトです。タイムアウトした処理は失敗として扱われ、イベント再配信の対象となります。

1h

max-concurrent

サブスクライバーの同時実行数です。

3

only-subscribe

サブスクライブのみ行うイベントバスの設定です。

[]

[event-bus]
  # イベントバスのドライバーです `nats-streaming`
  driver = 'nats-streaming'
  # イベントバスへイベントをパブリッシュする間隔です。Go言語のtime.Durationの文字列表現で指定します。
  publish-interval = '10s'
  # イベントバスから受け取ったイベント処理のタイムアウトです。
  # タイムアウトした処理は失敗として扱われ、イベント再配信の対象となります。
  function-timeout = '1h'
  # サブスクライバーの同時実行数です。
  max-concurrent = 3
  # サブスクライブのみ行うイベントバスの設定です。
  only-subscribe = []

3.2.3.2.18. trashed-cleaner

Property

Description

Default

batch-size

ゴミ箱内の計測を削除する際のバッチサイズです。

100

interval

ゴミ箱内の計測を削除するバッチの実行間隔です。

5s

threshold

ゴミ箱に移動された計測が削除されるまでの時間です。

24h

[trashed-cleaner]
  # ゴミ箱内の計測を削除する際のバッチサイズです。
  batch-size = 100
  # ゴミ箱内の計測を削除するバッチの実行間隔です。
  interval = '5s'
  # ゴミ箱に移動された計測が削除されるまでの時間です。
  threshold = '24h'

3.2.3.2.19. rate-limit

Property

Description

Default

quota-set-type

レートリミットの設定を選択します(smallmediumlarge)。 large が最も多くのトラフィックを許可する設定です。

large

enable

レートリミットを有効にします。

false

store.driver

レートリミットの状態をキャッシュする際のドライバーとして inmem または redis のいずれかを指定します。

inmem

store.redis.network

Redisとの接続方法として tcp または unix (UNIXドメインソケット)を選択します。

tcp

store.redis.address

Redisのアドレスです。

127.0.0.1:6749

store.redis.password

Redisのパスワードです。

P@ssw0rd

store.redis.db

DB

0

store.inmem.max-keys

キャッシュ保存時のキーの最大数

65535

[rate-limit]
  # レートリミットの設定を選択します(`small`、`medium`、`large`)。 `large` が最も多くのトラフィックを許可する設定です。
  quota-set-type = 'large'
  # レートリミットを有効にします。
  enable = false

  [rate-limit.store]
    # レートリミットの状態をキャッシュする際のドライバーとして `inmem` または `redis` のいずれかを指定します。
    driver = 'inmem'

    [rate-limit.store.redis]
      # Redisとの接続方法として `tcp` または `unix` (UNIXドメインソケット)を選択します。
      network = 'tcp'
      # Redisのアドレスです。
      address = '127.0.0.1:6749'
      # Redisのパスワードです。
      password = 'P@ssw0rd'
      # DB
      db = 0

    # inmemを使用する場合の設定
    [rate-limit.store.inmem]
      # キャッシュ保存時のキーの最大数
      max-keys = 65535

3.2.3.2.20. jaeger

Property

Description

Default

enable

Jaegerによるトレーシングを有効にします

false

service-name

Jaegerによるトレーシング時に使用するサービス名です。

measurement

endpoint

Jaegerの登録用エンドポイントです。

http://localhost:14268/api/traces

[jaeger]
  # Jaegerによるトレーシングを有効にします
  enable = false
  # Jaegerによるトレーシング時に使用するサービス名です。
  service-name = 'measurement'
  # Jaegerの登録用エンドポイントです。
  endpoint = 'http://localhost:14268/api/traces'

3.2.3.2.21. compatibility

Property

Description

Default

convert-v2-to-v1-persist-data-points

互換用に、iSCP v2形式のデータをiSCP v1形式に変換します。

true

[compatibility]
  # 互換用に、iSCP v2形式のデータをiSCP v1形式に変換します。
  convert-v2-to-v1-persist-data-points = true

3.2.3.2.22. health

Property

Description

Default

enable

ヘルスチェックサービスを有効にします。

true

bind-address

指定したホストとポートでヘルスチェックサーバーをリスンします。

0.0.0.0:9080

base-path

ヘルスチェックのベースとなるパスを指定します。

[health]
  # ヘルスチェックサービスを有効にします。
  enable = true
  # 指定したホストとポートでヘルスチェックサーバーをリスンします。
  bind-address = '0.0.0.0:9080'
  # ヘルスチェックのベースとなるパスを指定します。
  base-path = ''

3.2.3.3. データ型の指定方法

data-point-write-dbsでのデータ型の指定方法を示します。 データ型は、データ型を表す整数(0 から 255)と、-, を使って表します。

data-typesの設 定例(文字列)

指定されたデータ型

説明

'1,3,5'

[1,3,5]

カンマ区切り

'1-3'

[1,2,3]

「-」を使用した from-to 式

'3-1'

[1,2,3]

逆順

'-3'

[0,1,2,3]

fromの省略

'253-'

[253,254,255]

toの省略

'-'

[0..255]

from と to の省略 (0-255と同等)

'1-3,2-4'

[1,2,3,4]

重複は無視されます。

'1-3,6 -8,10,13,253-'

[1,2,3,6,7 ,8,10,13,253,254,255]

上述の指定方法の組み合わせ

'1 - 3'

[1,2,3]

スペースは無視されます。

' 1 , 3 , 4 '

[1,3,4]

スペースは無視されます。

'aaa'

-

不適切な表現です。

','

-

不適切な表現です。

'256'

-

不適切な表現です。

'1-256'

-

不適切な表現です。