2.5. 動作確認

2.5.1. 準備

deployment.zip をダウンロードし、展開しているものとします。 展開後ワーキングディレクトリを移動してください。

cd /path/to/deployment

2.5.2. 確認手順

アクセスURLは適宜読み替えてください。ここでは https://intdash.internal であるものとして解説します。

  1. https://intdash.internal/console/me/ へアクセスし、My Pageを開きます。サイドメニューから[APIトークン]を選択します。

  2. APIトークンを作成します。

    • APIトークン名: 疎通テスト用

    • 有効期限: <任意>

  3. 作成されたAPIトークンをコピーし、環境変数に設定します。

    export INTDASH_TOKEN=<作成されたAPIトークンをペーストする>

  4. その他の設定を環境変数に設定します。

    export INTDASH_BASE_URL=https://intdash.internal

  5. ./scripts/check-api.sh を実行します。 COMPLETE が表示されれば正常に動作しています。

    ./scripts/check-api.sh

    注釈

    もし次のようなエラーが出た場合は：

    curl: (60) SSL certificate problem: unable to get local issuer certificate
More details here: https://curl.se/docs/sslcerts.html

    以下のように環境変数で証明書を指定した上で、 ./scripts/check-api.sh を再実行してください。

    export CURL_CA_BUNDLE=./intdash.internal.pem

  6. https://intdash.internal/console/me/ へアクセスしMy Pageを開きます。サイドメニューから[エッジ]を選択します。

  7. エッジを作成します。

    • 名前: test-edge

    • 表示名: <任意>

    • 説明: <任意>

  8. 作成したエッジUUIDとクライアントシークレットを環境変数に設定します

    export INTDASH_HOST=intdash.internal
export EDGE_ID=<作成したエッジのUUID>
export EDGE_SECRET=<作成したエッジのクライアントシークレット>

    注釈

    QUICを有効にしている場合、次の環境変数も設定してください。

    export INTDASH_QUIC_HOST=intdash.internal:11443

  9. https://intdash.internal/edges/?projectUuid=00000000-0000-0000-0000-000000000000 へアクセスし Edge Finder を開きます。 test-edge の[トラフィック]をクリックし、画面を開いたままにします。

    注釈

    Edge Finder はエッジが送信しているデータをリアルタイムに監視するアプリケーションです。 この手順の後の動作確認に使用します。

  10. ./scripts/check-realtime.sh を実行します。実行中はEdge Finderでデータの送信を確認します。Edge Finder でデータが送信されていることが確認でき、端末内で COMPLETE という文字列が表示されれば正常に動作しています。

./scripts/check-realtime.sh

... 約10秒後
...
2023/03/03 14:32:47 Received Ack. uuid:d13e8aad-c433-4397-8e36-4f3f32c85ac9 seq:10 result:code 1 result:OK
COMPLETE!

注釈

TLSのエラーが出る場合は、環境変数を設定してください。ただしこの設定をすることによってTLSの検証を行わなくなるので、そのことをよく理解している場合のみ使用してください。

export INSECURE_SKIP_VERIFY=true

  1. https://intdash.internal/measurements へアクセスし Meas Hub を開きます。

  2. 最新の計測の[詳細>]をクリックします。

  3. 計測のUUIDをコピーします。

  4. 時系列データが保存されていることを確認します。次のコマンドを実行します。 COMPLETE が表示されれば正常に動作しています。

export MEASUREMENT_UUID=<コピーした計測のUUID>
./scripts/check-data-points.sh

...データがJSONで表示される

{"time":1677821567469924,"measurement_uuid":"717b2bcc-a746-4b63-bb6b-01eaccd6e08e","data_type":"10","data_id":"1/string-data","data":{"i":"string-data","d":"a"},"created_at":"2023-03-03T05:32:47.545583342Z"}
COMPLETE!

  1. 最後にテストで使用した計測を削除します。次のコマンドを実行します。COMPLETE が表示されれば正常に動作しています。

./scripts/cleanup.sh
...
ok:204
COMPLETE!

注釈

不要な複数の計測が作られてしまった場合は、必要に応じて Meas Hub 上から1つずつ削除してください。

以上で動作確認は終了です。