4. 動作を確認する

本章では、簡易的な動作確認として以下を行います。

  • 動作確認用に新しくユーザー( user1 )とエッジ( edge1 )を作成する。

  • iPhoneでintdash Motionアプリケーションを起動し、 edge1 として動画を撮影しながらintdashサーバーに送信する。

  • PCでData Visualizerアプリケーションを使って動画を確認する。

  • Data Visualizerで過去のデータを再生する。

4.1. ユーザーアカウントを作成する

管理者ユーザーとしてAdmin Consoleにログインし、ユーザーアカウント(user1)を作成します。

  1. ウェブブラウザーでAdmin Console https://intdash.example.com/admin/users にアクセスします。

  2. サインイン画面が表示されたら、管理者ユーザー名 intdash と、さきほど設定したパスワードでサインインします。

  3. [ユーザーを作成]をクリックし必要事項を入力して、[作成]をクリックします。

    • 名前: user1

    • ロール: member (一般ユーザー)

  4. ユーザーが作成され、一時パスワードが作成されます。一時パスワードをメモしておきます。

4.2. エッジアカウントを作成する

引き続きAdmin Consoleで、エッジアカウントを作成します。

  1. [エッジ一覧]で、[エッジを作成]をクリックし、必要事項を入力して、[作成]をクリックします。

    • 名前: edge1

    UUIDとクライアントシークレットが表示されますが、動作確認ではこれらは必要ありません。

  2. 右上の account をクリックし、ログアウトします。以降の手順では新しいユーザー user1 を使用します。

4.3. ダッシュボードを準備する

  1. Chromeブラウザーで Visual M2M Data Visualizer https://intdash.example.com/vm2m/ にアクセスし、ユーザー user1 としてログインします。

    初めてログインする場合、パスワード再設定する必要があります。 画面の指示に従ってパスワードを再設定してください。

  2. [Links]>[Download DAT File]から、動画データのデータ設定ファイル(DATファイル)をダウンロードします。

    ../_images/image13.png

    図 7 DATファイルダウンロードページを開く

    ../_images/image40.ja.png

    図 8 動画用のDATファイルをダウンロード

  3. [Data Settings]>[Import]をクリックし、ダウンロードしたデータ設定ファイルをインポートします。

    ../_images/image65.png

    図 9 DATファイルのインポート

    インポートが成功すると、以下のように「Video」というグループが作成されます。

    ../_images/image23.png

    図 10 Videoグループ

  1. ダッシュボード上にパネルを作成します。

    ../_images/image79.png

    図 11 パネルを作成

  2. パネルをクリックし、データ送信元として edge1 を選択し、Video:ch_001をバインドします。

    ../_images/image76.png

    図 12 データ送信元を選択し、動画データをバインド

  1. ビジュアルパーツは、Video Playerを選択します。

    ../_images/image24.png

    図 13 Video Playerを選択

4.4. iPhoneからリアルタイム動画を送信する

iPhoneで intdash Motion アプリケーションを起動し、動画を送信します。

  1. iPhoneでintdash Motionを起動し、ログインします。

    ログインには以下の情報を使用します。

    注釈

    ログインは、エッジとしてではなくユーザー(user1)として行います。

  2. [Settings]を開いて、以下のように設定します。

    • [Send Data As]: edge1

    • [Video]: オン

      • [Stream to Server]: オン

      • [Save to Server]: オン

      • [Channel]: 1

      • [Codec and Options]: H.264

  3. Main画面に戻り、 play をタップして、撮影と送信を開始します。

4.5. Data Visualizerで表示を確認する

  1. Data VisualizerでLIVE再生モードにして、[Play]をクリックします。

    intdash Motionで撮影している動画がリアルタイムに表示されます。

    ../_images/image34.png
  2. 動作確認ができたら、intdash Motionで■をタップし、計測を終了します。

  3. Data Visualizerで、 [Stored Data]>[Measurements]をクリックすると、過去に取得したデータが表示されます。上の手順で撮影したデータが表示されているはずですので、それをクリックして再生します。

    ../_images/image25.png

    図 14 過去に取得したデータのリストから再生

以上で動作確認は終了です。